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J-GLOBAL ID：201002276801866156   整理番号：10A1160845

シナプス可塑性と恒常性における細胞外マトリックスの二重の役割

The dual role of the extracellular matrix in synaptic plasticity and homeostasis

著者 (4件)： DITYATEV Alexander (Italian Inst. Technol., Genova, ITA) ,  SCHACHNER Melitta (Zentrum fuer Molekulare Neurobiologie Hamburg, Hamburg, DEU) ,  SCHACHNER Melitta (Rutgers Univ., New Jersey, USA) ,  SONDEREGGER Peter (Univ. Zurich, Zurich, CHE)
資料名： Nature Reviews. Neuroscience  (Nature Reviews. Neuroscience)
巻： 11  号： 11  ページ： 735-746  発行年： 2010年11月 
JST資料番号： W1331A  ISSN： 1471-003X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ニューロン,グリアなどにより合成され分泌される細胞外マトリックス(ECM)は,細胞膜受容体と結合して異種凝集塊を形成し多様な細胞機能を制御する。リエリン,テナシンR,テナシンC,コンドロイチン硫酸プロテオグリカン,ラミニン,インテグリンなどのECM蛋白質は,海馬興奮性グルタミン作動性シナプスにおいて長期増強,長期抑制に関与した。本稿では特にシナプス可塑性に寄与するECM分子及びECM受容体に焦点を当て,恒常性プロセスにおけるその関与について述べた。さらに学習及び記憶とECMの関連,精神疾患におけるその意義について検証した。

シソーラス用語： *神経生理 ,  *細胞外マトリックス ,  ニューロン ,  グリア細胞 ,  糖タンパク質 ,  プロテオグリカン ,  ラミニン ,  インテグリン ,  長期増強 ,  NMDA受容体 ,  カルシウムチャンネル ,  *海馬 ,  *神経可塑性
準シソーラス用語： コンドロイチン硫酸プロテオグリカン ,  *シナプス可塑性 ,  テナシン ,  興奮性ニューロン ,  長期抑制

分類 (2件)： 細胞生理一般  (EF02010S) ,  中枢神経系  (EJ12030F)

タイトルに関連する用語 (4件)： シナプス可塑性 ,  恒常性 ,  細胞外マトリックス ,  役割