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J-GLOBAL ID:201002276845797755   整理番号:10A0536536

2つのサイクリン依存性キナーゼ経路はシナプス前成分の極性輸送に不可欠である

Two Cyclin-Dependent Kinase Pathways Are Essential for Polarized Trafficking of Presynaptic Components
著者 (11件):
資料名:
巻: 141  号:ページ: 846-858  発行年: 2010年05月28日 
JST資料番号: A0707B  ISSN: 0092-8674  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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シナプス蛋白質の軸索および樹状突起までの極性輸送は神経機能にとって重要である。著者らは,C.elegansにおける順方向遺伝子解析により,軸索までのシナプス前成分の標的化に必要なサイクリン(CYY-1)およびサイクリン依存性Pctaireキナーゼ(PCT-1)を同定した。別のサイクリン依存性キナーゼCDK-5およびその活性化因子p35は,CYY-1/PCT-1経路と平行して,および部分的に重複して機能する。シナプス小胞および活性領域蛋白質は主としてPCT-1経路およびCDK-5経路の両方が不完全な動物において樹状突起に誤って局在する。キネシン3モーターunc-104/Kif1a変異体とは異なり,cyy-1 cdk-5二重変異体は,動的イメージングで観察されたように,シナプス小胞前駆体(SVP)の順行移動の減少は示さない。その代わり,逆行移動するSAVの数は劇的に増加する。さらに,この誤った局在化の欠陥は逆行性モーター,細胞質ダイニン複合体を破壊することで抑制される。したがって,PCT-1経路およびCDK-5経路は,ダイニン介在性逆向輸送を阻害し,順行モーターと逆向モーターとのバランスを整えることでシナプス前成分の極性輸送を方向づける。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
分類
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生物学的機能  ,  細胞生理一般  ,  酵素生理  ,  末梢神経系 
タイトルに関連する用語 (4件):
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