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J-GLOBAL ID：201002276862375996   整理番号：10A0853778

抗微生物界面活性剤耐性変異株大腸菌OW66での全ゲノム変異は界面活性剤に対する細胞耐性に関与する

All genomic mutations in the antimicrobial surfactant-resistant mutant, Escherichia coli OW66, are involved in cell resistance to surfactant

著者 (4件)： NAKATA Kunihiro (Kansai Univ., Osaka, JPN) ,  KOH Myo Myoung (Kansai Univ., Osaka, JPN) ,  TSUCHIDO Tetsuaki (Kansai Univ., Osaka, JPN) ,  MATSUMURA Yoshinobu (Kansai Univ., Osaka, JPN)
資料名： Applied Microbiology and Biotechnology  (Applied Microbiology and Biotechnology)
巻： 87  号： 5  ページ： 1895-1905  発行年： 2010年08月 
JST資料番号： H0764A  ISSN： 0175-7598  CODEN： EJABDD  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 前報した,セチルトリメチルアンモニウムブロミド(CTAB)耐性変異株大腸菌OW66での変異を比較ゲノムハイブリダイゼーションマイクロアレイ分析によって同定した。OW66株は染色体DNA内に7変異を持ち,oppB,ydcR,IVR(vacJ-yfdC),rpoN,rpoB,rpoC及びsoxRに位置していた。7株の単一変異同族株と7株の6変異同属株を作製して耐性を調べた。全6変異株がOW66株よりCTABにより感受性であり,soxR66のみが独立的に関与していた。OW66株でsoxR66及びsoxS発現がCTAB処理なしで増加していた。本結果はCTABが大腸菌細胞に対して多標的を持ち,soxR66を除く他変異が細胞に対する他CTABの逆作用を減少し,これら変異がsoxR発現に影響を及ぼし,soxRSレギュロンを直接に調節することを示唆した。

シソーラス用語： 抗微生物作用 ,  界面活性剤 ,  *大腸菌 ,  DNAマイクロアレイ ,  分子ハイブリダイゼーション ,  遺伝学実験技術 ,  *遺伝子 ,  遺伝子発現 ,  レギュロン ,  薬物耐性 ,  脂肪族アミン ,  第四アンモニウム
準シソーラス用語： DNAハイブリダイゼーション ,  rpoB遺伝子 ,  rpoC遺伝子 ,  rpoN遺伝子 ,  soxR66遺伝子 ,  soxRSレギュロン ,  soxR遺伝子 ,  soxS遺伝子 ,  ydcR遺伝子 ,  *耐性遺伝子 ,  *大腸菌OW66 ,  比較ゲノムハイブリダイゼーションマイクロアレイ分析 ,  oppB遺伝子

分類 (2件)： 遺伝子の構造と化学  (EC02020U) ,  微生物生理一般  (EG03051L)

物質索引 (1件)： セチルトリメチルアンモニウムブロミド

タイトルに関連する用語 (7件)： 抗微生物 ,  界面活性剤 ,  耐性 ,  変異株 ,  大腸菌 ,  ゲノム変異 ,  細胞