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J-GLOBAL ID：201002277029583557   整理番号：10A0725189

Er³⁺ドープ固体のレーザ冷却

Laser cooling of Er ³⁺-doped solids

著者 (3件)： NEMOVA Galina (Dep. of Engineering Physics, Ecole Polytechnique de Montreal, P.O. Box 6079, Station Centre-ville, Montreal, CAN) ,  KASHYAP Raman (Dep. of Engineering Physics, Ecole Polytechnique de Montreal, P.O. Box 6079, Station Centre-ville, Montreal, CAN) ,  KASHYAP Raman (Dep. of Electrical Engineering, Ecole Polytechnique de Montreal, P.O. Box 6079, Station Centre-ville, Montreal, CAN)
資料名： Optics Communications  (Optics Communications)
巻： 283  号： 19  ページ： 3736-3739  発行年： 2010年10月01日 
JST資料番号： A0678B  ISSN： 0030-4018  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 反Stokes蛍光遷移による通常の冷却サイクルと赤外-可視周波数逓倍サイクルの二つの同時冷却サイクルに基づく希土類ドープ低フォノン材料のレーザ冷却機構を理論的に調べた。このレーザは反Stokesまたは周波数逓倍冷却におけるそれ自体への自己終止効果を克服できる。極端な低フォノンエネルギーホストとして知られるエルビウムドープ塩化カリウム鉛(Er³⁺:KPb₂Cl₅)によるシミュレーションでは,⁴I_15/2→⁴I_13/2および⁴I_15/2→⁴I_9/2遷移の吸収スペクトルの長波長側のエンベロープ対応する二つのポンプ波長を使用した。冷却過程へのそれぞれのポンプ源の寄与を詳しく調べた。⁴I_15/2と⁴I_9/2の準位間のエネルギーギャップは¹⁵I_15/2と⁴I_13/2の準位間のエネルギーギャップを上回り,⁴I_15/2→⁴I_13/2遷移に基づくサイクルによる冷却過程はより効率的であるが,⁴I_15/2→⁴I_9/2遷移に基づく第二の冷却サイクルは補助として利用できることが分かった。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *固体レーザ ,  カリウム化合物 ,  *鉛化合物 ,  塩化物 ,  ドーピング ,  エルビウム ,  *冷却 ,  反Stokes線 ,  蛍光 ,  周波数逓倍 ,  計算機シミュレーション ,  電子遷移 ,  吸収スペクトル ,  光ポンピング ,  エネルギー準位 ,  エネルギーギャップ
準シソーラス用語： *光学的冷却

分類 (1件)： 固体レーザ  (BD04080W)

タイトルに関連する用語 (4件)： Er3+ ,  ドープ ,  固体 ,  レーザ冷却