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J-GLOBAL ID:201002277052641939   整理番号:10A0063474

分析屋目線での食の安全・安心-1 ポリマー系固相抽出剤の機能化と食品分析への応用

著者 (2件):
資料名:
巻: 48  号:ページ: 51-57  発行年: 2010年01月01日 
JST資料番号: G0527A  ISSN: 0453-073X  CODEN: KASEAA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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ポリマー系固相抽出剤の高機能化と食品分析への応用について概説した。固相抽出(SPE)の基本原理は,液体-液体抽出(LLE)と同様,二相間での溶質の分配に基づき,抽出は固相への被検成分の親和力を利用して行われる。SPEは,選択性や精製度などの点でLLEよりも優れており,多彩な目的に対する高い順応性をもつ。SPEのプロセスは一般に,1)コンディショニング,2)試料負荷・抽出,3)洗浄,4)溶出の4工程から成り立つ。固相抽出剤はシリカ系とポリマー系に大別される。後者として当初用いられたのはスチレン-ジビニルベンゼン共重合体(Sty-DVB)であるが,この固相抽出剤は撥水性が強く,極性化合物を捕捉しにくいという難点があった。そこで,その解消策として,DVBと極性モノマーを共重合させた種々の固体抽出剤が開発された。例えば,逆相イオン交換型,親水性相互作用型および金属選択性といった固相抽出剤である。食品分析への応用としては,たとえば有機リン系化合物の捕捉といった問題が考えられる。
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分類 (2件):
分類
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抽出  ,  食品の汚染 
引用文献 (19件):
  • 1) R. E. Majors : LCGC North America, Nov. 1, 2008, http://chromatographyonline.findanalytichem.com/lcgc/Column%3A+Sample+Prep+Perspectives/The-Role-of-Polymers-in-Solid-Phase-Extraction-and/ArticleStandard/Article/detail/564645
  • 2) R. E. Majors : LCGC North America, 25, 16 (2007).
  • 3) A. Zwir-Ferenc & M. Biziuk : <i>Polish J. Environ. Stud.</i>, <b>15</b>, 677 (2006).
  • 4) F. C. Poole : Trends Anal. Chem., 22, 362 (2003).
  • 5) M. Rawa-Adkonis et al. : Critic. Rev. Anal. Chem., 33, 199 (2003).
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