抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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乳用5大品種,ホルスタイン種,ジャージー種,ガーンジー種,エアシャー種,ブラウンスイス種の中で最近,ブラウンスイス種への関心が高い。昨年北海道ブラウンスイス協議会(会員59人)が設立された。ブラウンスイス種のわが国への導入は1901年に小岩井農場が雄2頭,雌23頭を輸入したことに始まり,戦前は和牛との雑種試験など,肉用種として改良に用いられた。登録は戦後の1951年からで,放牧適応に優れ,粗飼料主体飼養に適していることから昨今増頭が続き,2008年は489頭が血統登録された。日本のブラウンスイス種の審査は2010年度からの実施を目指している。ブラウンスイス種のインターブル参加は10カ国で,遺伝子情報の共有化とその利用が注目される。