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J-GLOBAL ID:201002277107787458   整理番号:10A1615096

カスパーゼ-1誘導性のピロプトーシスは細胞内細菌に対する先天性免疫のエフェクター機構である

Caspase-1-induced pyroptosis is an innate immune effector mechanism against intracellular bacteria
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資料名:
巻: 11  号: 12  ページ: 1136-1142  発行年: 2010年12月 
JST資料番号: W1330A  ISSN: 1529-2908  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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マクロファージはカスパーゼ-1依存的プロセシングおよびインターロイキン1β(IL-1β)とIL-18の分泌を介して先天性免疫応答を媒介することが知られている。本研究では,先天性免疫応答に対するNod様受容体(NLR)C4とカスパーゼ-1の活性化の影響について検討した。マウスに野生型のSalmonella typhimuriumを感染させると致死性の全身感染が起ったが,フラジェリンを持続的に発現する株はNLRC4インフラマソームによるカスパーゼ-1の活性化を介した細胞質のフラジェリン検出経路により除去されることが分かった。この除去にはIL-1βやIL-18は必要ではなかった。カスパーゼ-1誘導性のピロプトーシスによりマクロファージが細胞死し,マクロファージから遊離した細菌が好中球により取り込まれて活性酸素種により殺菌された。カスパーゼ-1が活性化すると,Legionella pneumophilaおよびBurkholderia thailandensisがサイトカイン依存的に除去された。以上より,in vivoにおいてカスパーゼ-1が活性化されるとIL-1βおよびIL-18に非依存的に細胞内の細菌が除去されることが示され,ピロプトーシスは細胞内細菌に対する先天性免疫のエフェクター機構であることが示唆された。
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分類 (1件):
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感染免疫 
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