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J-GLOBAL ID:201002277174553046   整理番号:10A0333498

2層大地に対する表面インピーダンスからの地磁気及び地電位変化場の間の関係の特徴の導出

Derivation of characteristics of the relation between geomagnetic and geoelectric variation fields from the surface impedance for a two-layer earth
著者 (1件):
資料名:
巻: 62  号:ページ: 287-295  発行年: 2010年 
JST資料番号: G0106B  ISSN: 1343-8832  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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表面インピーダンスは,周波数領域において地球表面での水平方向の地電位及び地磁気の変化場の比を与えるように定義される。表面インピーダンスの特性の研究により,時間領域において地表の電気及び磁気の変化場の対応関係に関して結論することが可能となる。特に,地球電場と地球磁場の時間微分との比例関係を導く仮定に関して,また電場と磁場の変動とが比例するような状況に関して調べることが可能である。その結果は,地表の技術的ネットワークにおいて地球電場により駆動される地磁気誘導電流(GIC)の研究に直接適用できる。したがって,本論文のおもな目的は,従来の地磁気地電流探査ではなく,宇宙天気の地表での影響の研究にある。2層大地モデルを用いるが,これは十分に単純なため表面インピーダンスに対する正確な解析式が得られる。導電性の低い上部の層が導電性の高い下部の上にある場合は,地表において電場(及びGIC)は磁場の時間微分に比例するが,一方薄く導電性の高い上部の層がそれより導電性の低い下部の上にある場合には,地表の電場(及びGIC)は磁場の変動に比例する結果となることを,本論文において示す。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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地球電磁気学一般 
引用文献 (19件):
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