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J-GLOBAL ID：201002277183066964   整理番号：10A0922548

気象変動に強い土壌管理

著者 (1件)： 山本章吾 (岡山県農林水産総合セ)
資料名： 果樹
巻： 64  号： 9  ページ： 2-5  発行年： 2010年09月01日 
JST資料番号： Y0314A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 水はけがよく水持ちもよい気象変動に強い土壌管理を解説する。余分な水分は大きな隙間から排除され,一定の水分は小さな隙間に保たれる状態にする。降雨一日後に深さ40cmまでの過剰水が無く,土壌の空気率が10%以上で,吸水可能水分が5%あるのがよい。深耕,暗渠,土壌改良剤等により排水性,通気性,保水性を保つ。団粒土が理想であり,これは腐植によって作られる。腐植が少ない園地では,堆肥を混和する。ただし,過施用に注意する。モモでは適正な腐植含量は,砂質土で0.8~1.8%,粘質土で0.8~1.5%である。細粒のパーライトは,排水性,通気性,保水性を同時に高める効果がある。

シソーラス用語： *土壌管理 ,  土壌含水量 ,  土壌空気 ,  吸水 ,  深耕 ,  暗渠 ,  土壌改良剤 ,  団粒 ,  腐植 ,  堆肥 ,  モモ ,  パーライト ,  *果樹園 ,  気象 ,  *土壌物理特性 ,  有機物施用 ,  *土壌改良 ,  土壌通気度 ,  施肥

分類 (2件)： 果樹  (FC03042G) ,  土壌管理  (FB04070J)

タイトルに関連する用語 (2件)： 気象変動 ,  土壌管理