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J-GLOBAL ID:201002277183922895   整理番号:10A1043273

アスファルト舗装からエネルギーを収穫するCymbal圧電変換器の有限要素解析

Finite element analysis of Cymbal piezoelectric transducers for harvesting energy from asphalt pavement
著者 (3件):
資料名:
巻: 118  号: 1382  ページ: 909-915 (J-STAGE)  発行年: 2010年 
JST資料番号: F0382A  ISSN: 1882-0743  CODEN: JCSJEW  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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本研究の目的はアスファルト舗装からエネルギーを収穫するCymbalを設計することである。アスファルト舗装は道路に一般的使用される。自動車や重力に起因する舗装からのエネルギーの一部は圧電変換器によって収穫できる。Cymbalは低コスト,高信頼性,適度の効率であるため,アスファルト舗装からエネルギーを収穫するために選択した。種々のサイズのCymbalの効率および舗装との結合効果について,有限要素解析(FEA)により検討した。結合効果を考察するため,Cymbal有無における舗装表面の変位の相違を明らかにした。その結果,舗装から収穫した可能電気エネルギーはCymbalの直径と共に増大することが分かった。しかし,効率はCymbalサイズの増加と共に低減した。Cymbalのサイズとして直径32mmが示唆された。可能電気エネルギーはエンドキャップキャビティ層の直径とほぼ比例して増大した。鋼エンドキャップとPZTを結合するために十分な結合領域が必要であった。鋼エンドキャップのトップ直径を変化したとき,最大電気エネルギーが存在した。キャップ鋼の厚さが約0.3mmのとき最大電気エネルギーが発生した。また,エンドキャップキャビティの高さを変化したとき,最大電気エネルギーが存在した。厚いPZTを用いたCymbalは高い電圧と貯蔵電気エネルギーを発生できた。貯蔵電気エネルギー,コスト,鋼エンドキャップとPZTの結合,舗装表面変位を考慮し,アスファルト舗装からエネルギーを収穫する最適なCymbalとして,総直径32mm,キャビティ層直径22mm,エンドキャップトップ直径10mm,キャップ鋼厚さ0.3mm,キャビティ高さ2mm,PZT厚さ2mmが示唆された。設計したCymbalの電圧は約97.33Vであった。このCymbalに貯蔵できる電気エネルギーは0.06Jであった。可能な最大出力は20Hz自動車負荷周波数において1.2mWであった。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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自然エネルギー一般  ,  圧電デバイス 
引用文献 (16件):
  • 1) Ministry of Transportation of the People’s Republic of China, http://www.moc.gov.cn/zhuzhan/tongjixinxi/fenxigongbao/tongjigongbao/201004/t20100430_681272.html.
  • 2) A. Dogan, J. F. Fernandez, K. Uchino and R. E. Newnham, Proceedings of the 10th IEEE International Symposium on Applications of Ferroelectrics, Aug. 18–21, East Brunswick, U.S.A, (1996) pp. 213–216.
  • 3) A. Dogan, K. Uchino and R. E. Newnham, IEEE Trans. Ultrason. Ferroelectr. Freq. Control, 44, 597–605 (1997).
  • 4) A. Dogan, J. F. Fernandez, K. Uchino and R. E. Newnham, IEEE J. Oceanic Eng., 32, 408–415 (2007).
  • 5) J. F. Tressler, A. Dogan, J. F. Fernandez, J. T. Fielding, Jr., K. Uchino and R. E. Newnham, Proceedings of the 1995 IEEE Ultrasonics Symposium, Nov. 7–10, Seattle, U.S.A. (1995) pp. 897–900.
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