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J-GLOBAL ID：201002277206251772   整理番号：10A0817767

産業界は極限の電力需要に応える用意がある 電力ケーブル

industry readies for extreme electricity

著者 (1件)： POOL Rebecca
資料名： Engineering & Technology  (Engineering & Technology)
巻： 5  号： 11  ページ： 46-47  発行年： 2010年07月24日 
JST資料番号： D0383C  ISSN： 1750-9637  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 2009年に超電導送電ケーブルEndesaプロジェクトのために産業界と大学から技術者,物理学者,材料科学者のチームが独ハノーバの研究所に集まった。30mのケーブルに24kV-200Aを負荷して24時間の送電テストを実施する。現在プロジェクトは実験段階に入っている。ケーブルは芯線と誘電体層の外側にBiSrCaCu酸化物(BSCCO)の高温超電導体薄板を巻いて構成してある。超伝導体は銅の150倍の導電率があるから地下銅ケーブルの5倍の電力を送電できる。また同じ電力を低電圧で送電できるから変電設備が少なくてすみ,送電損失を約70%節減できてCO₂排出を欧州地域で年50万t削減できる。ケーブルは液体窒素を環流して-200°Cに冷却して使用する。同様の計画は中国,日本,韓国,ロシア,メキシコ,米国でも実施している。

シソーラス用語： *電力ケーブル ,  高温超伝導体 ,  *超伝導ケーブル ,  低温装置 ,  カルシウム化合物 ,  ストロンチウム化合物 ,  ビスマス化合物 ,  酸化物 ,  銅化合物 ,  送電 ,  変電設備
準シソーラス用語： BSCCO

分類 (1件)： 電線・ケーブル  (NA05020S)

タイトルに関連する用語 (4件)： 産業界 ,  極限 ,  電力需要 ,  電力ケーブル