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J-GLOBAL ID:201002277206868532   整理番号:10A0309135

高トコトリエノール画分(TRF)の脂質ナノ粒子マトリックス内での分子間相互作用と局在化:示差走査熱量測定(DSC)とプロトン核磁気共鳴分光法(1H NMR)による証拠

Molecular interaction and localization of tocotrienol-rich fraction (TRF) within the matrices of lipid nanoparticles: Evidence studies by Differential Scanning Calorimetry (DSC) and Proton Nuclear Magnetic Resonance spectroscopy (1H NMR)
著者 (4件):
資料名:
巻: 77  号:ページ: 286-297  発行年: 2010年06月01日 
JST資料番号: W0541A  ISSN: 0927-7765  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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固体と液状脂質の混合物からなるナノ構造体を有する脂質担体(NLCs)が,固体脂質ナノ粒子(SLNs)よりもすぐれた特性を持つことが自明のこととして仮定された。それにもかかわらず,その内部殻の構造は不明のままである。本研究の目的は,高トコトリエノール画分(TRF)がNLCsの間に取り込まれる機構,及び固体脂質とTRFとの相互作用のナノ粒子の長期安定性への影響を解明することであった。TRF局在化の機構は,TEM像解析と1H NMRシグナル強度から明らかにされた。サイズ,多分散性,及び融解エンタルピーは,TRFのローディングの増加と共に減少することが分った。このことは,ナノ粒子の結晶性中の歪みとNLCsの殻の間にTRFが優先的に取り込まれることを意味する。しかし,TRFのローディングが100から10%まで減少するとともに,TRF-NLCsの1H NMRスペクトルは,ナノ粒子の表面上でのTRFの部分的移動度のために,広くなった。このことはTRFを50%ロードしたときのTEM像によって確認された。これらのデータによって,NLCsはナノ粒子の表面にありあまるほど排出されるTRFの受容能力限度を持つと結論付けられる。このような配置は,薬物送達ビヒクルとしてのNLCsの将来の用途を意味する。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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コロイド化学一般  ,  脂質一般 
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