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J-GLOBAL ID:201002277216284903   整理番号:10A0536532

分泌経路のウイルス再構成はRNA複製のために異なるオルガネラを生成する

Viral Reorganization of the Secretory Pathway Generates Distinct Organelles for RNA Replication
著者 (14件):
資料名:
巻: 141  号:ページ: 799-811  発行年: 2010年05月28日 
JST資料番号: A0707B  ISSN: 0092-8674  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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多くのRNAウイルスは細胞内膜を再構築し,RNA複製に固有の部位を生成する。膜がどのように再構築されるのか,および膜のどのような特性が複製に役立つのかについては知られていない。ここでは,RNAウイルスが細胞分泌経路の複数成分をどのように操作し,宿主細胞とは蛋白質組成および脂質組成が異なる,複製のために特殊化されたオルガネラを生成するのかを示す。特異的ウイルス蛋白質はArf1 GTPアーゼによりエフェクターの動員を調節し,ホスファチジルイノシトール-4-キナーゼIIIβ(PI4KIIIβ)の被覆蛋白質外側膜への優先的動員を促進し,非被覆ホスファチジルイノシトール-4-リン酸(PI4P)脂質富化オルガネラを産生する。PI4P富化脂質微小環境はエンテロウイルスおよびフラビウイルス両方のRNA複製に不可欠であり,PI4KIIIβ抑制はこの過程に干渉し,エンテロウイルスRNAポリメラーゼはPI4Pと特異的に結合する。これらの知見は,どのようにRNAウイルスが宿主の特異的成分を選択的に利用し,細胞のホスホイノシチド脂質がウイルス性RNA複製の調節にとって重要な特殊化されたオルガネラを形成するのかを明らかにする。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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ウイルス感染の生理と病原性  ,  遺伝子の複製 
タイトルに関連する用語 (5件):
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