文献

J-GLOBAL ID：201002277230167430   整理番号：10A0308954

エレクトロスピニング:魅力的な繊維製作技術

Electrospinning: A fascinating fiber fabrication technique

著者 (2件)： BHARDWAJ Nandana (Dep. of Biotechnology, Indian Inst. of Technol., Kharagpur-721302, IND) ,  KUNDU Subhas C. (Dep. of Biotechnology, Indian Inst. of Technol., Kharagpur-721302, IND)
資料名： Biotechnology Advances  (Biotechnology Advances)
巻： 28  号： 3  ページ： 325-347  発行年： 2010年05月 
JST資料番号： T0503A  ISSN： 0734-9750  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ナノテクノロジーの出現により,研究者はユニークな特性のナノスケール材料を検討することで,より多くの興味を持ち始めている。エレクトロスピニング,静電繊維製作技術は多様な分野での適用に対するその汎用性及び可能性のために近年ではより多くの興味及び注意が示されている。注目に値する適用は組織工学,バイオセンサ,濾過,外傷用医療材料,ドラッグデリバリー及び酵素固定化を含む。ナノスケール繊維はポリマー溶液または融解に対して強い電場の適用により生み出される。この技術により生産された非網状ナノ繊維マットは従来の技術と比べたときにより密接に細胞外マトリックス成分を模倣している。このプロセスで生産されたミクロン以下の範囲で引き伸ばされた繊維は容量比に対する高い表面域,調整可能多孔性,並びに望ましい特性及び機能を獲得するためのナノ繊維組成を操作する能力のような各種の利点を表わしている。数年にわたり,200種類以上のポリマーが各種の適用に対してエレクトロスピンされ,その数は時がたつにつれてまだ段々と増大されている。正しい相関関係でこれらにより,著者らは本レビューにてその有望な利点を有するエレクトロスピニング技術及び可能な適用の概略の提示を目的とした。著者らはエレクトロスピニング理論,紡糸可能なポリマー,パラメータ(溶液及びプロセシング)を詳細に論じたが,それが繊維形態,溶媒特性及び融解エレクトロスピニング(溶液エレクトロスピニングの代替)に有意に影響する。最後に,著者らは各分野でのエレクトロスピニング繊維のさまざまな適用に焦点をあて,この効率の良いテクノロジーの将来の期待を結論付けた。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *エレクトロスピニング ,  *ナノファイバ ,  製造 ,  静電気応用 ,  ナノテクノロジー ,  ナノ構造 ,  材料 ,  汎用性 ,  生体組織工学 ,  バイオセンサ ,  濾過 ,  医用素材 ,  ドラッグデリバリーシステム ,  固定化酵素 ,  電場 ,  マット ,  細胞外マトリックス ,  噴射 ,  高分子溶液 ,  溶媒 ,  多孔性 ,  集電装置 ,  紡糸 ,  フィブロイン ,  キトサン ,  コラーゲン ,  ヒアルロン酸 ,  ゼラチン ,  フィブリノーゲン ,  *生体高分子 ,  ナノ材料
準シソーラス用語： *ナノ繊維 ,  ポリマー溶液 ,  医療材料 ,  外傷用医療材料 ,  絹フィブロイン ,  酵素固定化 ,  集電器 ,  静電繊維製作 ,  組織工学 ,  電気ジェット ,  非網状ナノ繊維マット ,  融解電気紡糸

分類 (3件)： 生物科学研究法一般  (EA03010K) ,  その他の紡糸・製糸  (YM03050G) ,  医療用品・医療用機器一般  (GA05010A)

タイトルに関連する用語 (4件)： エレクトロスピニング ,  魅力 ,  繊維 ,  製作