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J-GLOBAL ID：201002277275013360   整理番号：10A1015627

飼料イネ多収技術の経済性分析

著者 (3件)： 千田雅之 (中央農業総合研究セ) ,  石川哲也 (中央農業総合研究セ) ,  草佳那子 (中央農業総合研究セ)
資料名： 農業経営研究  (Japanese Journal of Farm Management)
巻： 48  号： 2  ページ： 1-10  発行年： 2010年09月25日 
JST資料番号： L4236A  ISSN： 0388-8541  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 飼料イネ多収技術の経済性分析を,次の項目に沿って研究した。1)専用品種,多肥栽培技術,細断型収穫機導入の経済性(用品種及び多肥栽培による圃場生産量の増加と細断型収穫機による実収量の増加,多収技術による稲発酵粗飼料生産の収益性の向上効果,多収栽培による稲発酵粗飼料の生産コストの低減),2)放牧による生産利用コストの低減(稲発酵粗飼料の利用コスト,放牧による飼料イネ生産利用コストの低減,多収技術と放牧利用技術の組合せによる飼料イネ生産利用コストの低減),である。本研究では,これらの多収が期待される技術に焦点を充ててその経済性を検討し,多収技術導入に必要な制度や取り組みに言及した。

シソーラス用語： *イネ ,  飼料作物 ,  作物収量 ,  経済分析 ,  収穫機 ,  放牧 ,  原価低減 ,  技術導入 ,  稲発酵粗飼料 ,  飼料用イネ ,  飼育管理 ,  減少 ,  変化
準シソーラス用語： 飼料イネ

分類 (1件)： 飼料作物,草地  (FC03050J)

引用文献 (14件)：

• 千田雅之. 営農試験地5年間の成果と飼料イネ生産利用システムの到達点. 関東地域における飼料イネの資源循環型生産利用システムの確立 最終報告書. 2009, I, 33-44
• 土田志郎. 北陸地域におけるイネWCS生産の低コスト化と導入促進条件. 農業・食品産業技術総合研究機構平成18年度関東東海北陸農業研究成果情報. 2007
• 棚田光雄. 集落営農における飼料イネ直播栽培の経済性と導入条件. 近畿中国四国農研農業経営研究. 2006, 15, 15-31
• 藤本高志. 飼料用イネを基軸とする耕畜連携システムの計量分析モデル. 農林業問題研究. 2008, 44, 2, 1-11
• 農業・食品産業技術研究機構作物研究所. 米とワラの多種を目指して '08. 2008

タイトルに関連する用語 (3件)： 飼料イネ ,  多収 ,  経済性分析