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J-GLOBAL ID:201002277338435317   整理番号:10A1057947

マレック病ウイルス感染後の脾臓中のニワトリ主要組織適合複合体Bの亜領域内における遺伝子発現性状

Expression profiles of genes within a subregion of chicken major histocompatibility complex B in spleen after Marek’s disease virus infection
著者 (8件):
資料名:
巻: 89  号: 10  ページ: 2123-2129  発行年: 2010年10月 
JST資料番号: B0579A  ISSN: 0032-5791  CODEN: POSCA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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マレック病ウイルス(MDV)に対する,宿主反応に関与する主要組織適合複合体(MHC)コア領域内の8種類の免疫関連性遺伝子を調査した。感染鶏及び日齢適合性非感染鶏の脾臓を感染後の4~28日の時点で5回採取し,リアルタイムPCRにより遺伝子発現状態を調べた結果,MHC-I及び-II経路の遺伝子の種々な発現パターンを脾臓中に認めた。MDV感染鶏では非感染鶏に比べて,MHC-I経路の抗原蛋白質1の輸送体(TAP1),TAP2,及び抗原蛋白質結合蛋白質(TAPBP)遺伝子の発現が有意な増加を示し,宿主ウイルス反応が抗原発現を高めることを示唆していた。一方,MHC-II経路の遺伝子は,全く反対の様相を示し,古典的MHC-IIβ鎖主要遺伝子(BLB2)及び非古典的クラスII遺伝子[DMα鎖遺伝子(DMA),DMβ鎖遺伝子-1(DMB1)及びDMβ鎖遺伝子2(DMB2)]が非感染鶏よりも感染鶏では脾臓中の低い転写を示し,他の要素と共に阻害されたことを示していた。総合して,MDV感染によりMHCコア領域のほぼすべての遺伝子発現は変化し,内因性,外因性発現抗体の表示経路がMDV感染後では脾臓中では異なる発現を示していた。
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
鶏  ,  ウイルスによる動物の伝染病  ,  遺伝子発現 

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