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J-GLOBAL ID:201002277357275592   整理番号:10A1029857

冷却速度制御による精密射出成形法の開発 第1報 PPS円筒形状部品における収縮特性の制御

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巻: 22  号: 10  ページ: 590-597  発行年: 2010年09月20日 
JST資料番号: L3123A  ISSN: 0915-4027  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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ポリフェニレンスルフィド(PPS)を用いた円筒形状品の射出成形において,冷却速度制御による結晶化促進と離型後の収縮抑制の両立による精密成形確立に関する試験を行った.初期金型温度4種,急速冷却の有無の冷却条件下で,射出・保圧工程で結晶化を促進し,射出時コアピンのみ型内冷却および型開き後成形品をコアピンに保持して急速冷却する型外冷却の2方式を設定し,離型後円筒形状内周の三次元測定による真円度,結晶化度,成形品の耐圧強度等を測定した.その結果,急速冷却のほうが収縮量は半減し,真円度は向上した.しかし,型内での通常冷却と急速冷却を行い,PPSのTgである金型温度90°Cを境に,90°C以上では収縮に差の無いことが分かった.また,フィラー添加PPSおよび異なる肉厚円筒形状品の成形を行った.収縮率に差があるが非強化PPSと同じ傾向を示した.初期金型温度をTg以上に設定した成形品において,肉厚方向の相対結晶化度および耐圧強度は,初期金型温度が同じであれば通常冷却と急速冷却の差はほとんど無いことが分かった.
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分類 (2件):
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射出成形  ,  高分子固体の構造と形態学 
引用文献 (17件):
  • 1) 高原忠良,古橋 洋,荒井 毅,石畝 学:成形加工,20(10),715(2008)
  • 2) 館山弘文,稲熊孝浩,小山清人:成形加工,20(4),245(2008)
  • 3) 佐藤和人,和田卓也,山部 昌:成形加工,18(8),593(2006)
  • 4) 亀田隆夫,高橋辰宏,小山清人:成形加工,17(8),571(2005)
  • 5) Jansen, K. M. B., Van Dijk, D. J. and Husselman, M. H.: Polymer Engineering and Science, 38 (5), 838 (1998)
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