文献
J-GLOBAL ID:201002277446412382   整理番号:10A0760627

MDR1機能はミオシン調節軽鎖のりん酸化状態に感受性がある

MDR1 function is sensitive to the phosphorylation state of myosin regulatory light chain
著者 (6件):
資料名:
巻: 398  号:ページ: 7-12  発行年: 2010年07月16日 
JST資料番号: B0118A  ISSN: 0006-291X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
多剤耐性蛋白質1(MDR1)は,細胞内リンカー領域によって分けられる2つの相同半分からなる。そのリンカーはミオシン調節軽鎖(RLC)に結合すると報告されているが,これがミオシンII複合体の状態でいかに起るかは明らかになっていない。著者らはMDR-RLC相互作用を特徴づけ,その結合が本来ミオシン重鎖に結合するドメインのRLCアミノ末端を介して起ることを証明した。MDR-RLC相互作用は,軽鎖のりん酸化状態に感受性があり,ミオシン軽鎖キナーゼ(MLCK)によるりん酸化はin vitroで結合喪失をもたらした。著者らはMLCKの特異的阻害剤ML-7を使って,無傷細胞でRLCりん酸化かく乱の機能的帰結を調べた。MDR1を安定に発現している極性化したMadin-Darbyイヌ腎臓細胞のML-7前処理は,頂端から基底への浸透性の有意な増加と,それに対応する古典的なMDR1基質[<sup>3</sup>H]-ジゴキシンの流出率の減少(3倍;p<0.01)を生じた。これらのデータをまとめると,[<sup>3</sup>H]-ジゴキシンのMDR1介在輸送は,ミオシンRLCの薬理学的処置によって調節が可能である,しかしMDR1-RLCの直接的相互作用は異例であり,ミオシンIIホロ酵素の構造によって説明することは出来ないことを示す。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
細胞膜の輸送  ,  生物学的機能 

前のページに戻る