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J-GLOBAL ID:201002277452795765   整理番号:10A0813709

ゾル-ゲルマトリックス中にドープしたナノ複合体光センササマリウム(III)ドキシサイクリン錯体を用いる酵素α-L-フコシダーゼ活性を測定するための新規な蛍光分光法

Novel Spectrofluorimetric Method for Measuring the Activity of the Enzyme α-L-Fucosidase Using the Nano Composite Optical Sensor Samarium(III)-Doxycycline Complex Doped in Sol-Gel Matrix
著者 (4件):
資料名:
巻: 82  号: 14  ページ: 6230-6236  発行年: 2010年07月15日 
JST資料番号: A0395A  ISSN: 0003-2700  CODEN: ANCHAM  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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肝細胞癌は一般に遭遇する悪性新生物のうちのひとつであり,慢性肝疾患患者での腫瘍マーカーα-フェトプロテインによる肝細胞癌の早期発見はこの疾病治療において重要で,それにはα-フェトプロテインによるα-L-フコシダーゼ酵素活性測定における感度の改善が研究課題のひとつとされている。このことから,本研究では酵素α-L-フコシダーゼの活性を測定するための単純で,感度の良い蛍光分光法を開発した。この方法は生成した黄色2-クロロ-4-ニトロフェノール錯体イオン会合体のルミネセンス消光を,ゾル-ゲルマトリックス中のサマリウム(III)-ドキシサイクリン錯体を用いたナノ複合光センサによって645nmにおいて測定するもので,試薬2-クロロ-4-ニトロフェノール濃度変化に基づくゾル-ゲルマトリックス中にドープされたサマリウム(III)-ドキシサイクリン錯体の発光消光によってα-L-フコシダーゼ活性を評価できることが分かった。ダイナミックレンジ及び検出限界を明らかにした。多くの患者から採取した血清試料におけるα-L-フコシダーゼ活性評価に適用した。
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分類 (3件):
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分光法と分光計一般  ,  分析機器  ,  酵素一般 
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