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J-GLOBAL ID:201002277492217993   整理番号:10A0488866

Sr置換型ヒドロキシアパタイトの形成による水溶液中Sr2+の水熱除去

Hydrothermal removal of Sr2+ in aqueous solution via formation of Sr-substituted hydroxyapatite
著者 (6件):
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巻: 179  号: 1-3  ページ: 559-563  発行年: 2010年07月15日 
JST資料番号: B0362A  ISSN: 0304-3894  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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著者らは,模擬廃水中のSr2+を除去し,同時に,化学沈殿と水熱処理によりSr置換型ヒドロキシアパタイトを作った。高い初期pH値と大きなSr/(Sr+Ca)モル比は,いずれもSr2+の残留濃度の低下と除去効率の向上に寄与した。化学沈殿後の溶液中に残留するSr2+の約2/3が,水熱処理によってさらに減少した。最適なSr除去の結果は,初期pHが12で,Sr/(Sr+Ca)が0.2の場合に,99.66%であり,最終濃度は2.0mg/lであった。XRD及びEDSの結果によって,六方晶構造を持つSr置換型ヒドロキシアパタイト相を同定した。しかし,Sr成分の多い試料中では,SrHPO4相が形成されるのを認めた。Sr2+の増加に伴って格子定数が大きくなり,pH値の増大に伴って結晶化度が高くなっていた。合成したSr置換型ヒドロキシアパタイト試料のSEM(走査型電子顕微鏡)像中に,幅20~30nm,長さ70~100nmの大きさの棒状粒子を認めた。本研究の方法は,二次廃棄物がほとんどなく,処理手順が簡単であり,核廃棄物や産業廃水中の90Srを処理するための有効で将来性のある手段である。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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産業廃水処理  ,  重金属とその化合物一般 

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