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J-GLOBAL ID：201002277506609164   整理番号：10A0108888

γ線照射がNd添加リン酸塩ガラスの光学的性質に及ぼす効果

Effect of gamma ray irradiation on optical properties of Nd doped phosphate glass

著者 (4件)： RAI V.n. (Indus Synchrotron Utilization Div., RRCAT, Indore-452 013, IND) ,  RAJA SEKHAR B.n. (Spectroscopy Div., BARC, Trombay, Mumbai-400 085, IND) ,  KHER S. (Fiber Optics Lab., Solid State Laser Div., RRCAT, Indore-452 013, IND) ,  DEB S.k. (Indus Synchrotron Utilization Div., RRCAT, Indore-452 013, IND)
資料名： Journal of Luminescence  (Journal of Luminescence)
巻： 130  号： 4  ページ： 582-586  発行年： 2010年04月 
JST資料番号： D0731A  ISSN： 0022-2313  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 5-500 kGyの線量領域におけるγ線照射がNd添加リン酸塩ガラスの光吸収および発光スペクトルに及ぼす効果を報告した。分光光度計とシンクロトロンビームラインを用いて,γ照射前と後のスペクトル吸収を室温で300-900 nmのスペクトル域において測定した。照射線量に依存する吸収の急激な増加が,ガンマ線照射後,600nm以下で認められた。照射試料の新たな吸収(AA)スペクトルは,600 nm以下で2つの吸収帯を示し,これらは,最終的に,500 kGyの照射線量における増加強度によって非常に広帯域のひとつのピークになった。AAスペクトルはまた,Nd³⁺の吸収ピークの位置に負のピークの存在を示した。Nd添加リン酸塩ガラスの光ルミネセンスは2つの強いバンドを示し,これらは,ガンマ照射後赤方偏移を伴った非常に低強度まで減少した。これらの結果は,照射はガラス材料中に,Nd³⁺からNd²⁺原子価状態への転換に加えて,様々な種類の欠陥を生み出すことを示した。この変化は,室温において不可逆であることがわかった。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： レーザ材料 ,  *γ線照射 ,  色中心 ,  スペクトル ,  光吸収 ,  シンクロトロン放射 ,  発光スペクトル ,  *リン酸塩ガラス ,  *光学的性質 ,  添加 ,  添加物効果 ,  照射線量
準シソーラス用語： シンクロトロン放射光 ,  添加効果 ,  透過スペクトル

分類 (3件)： 無機化合物のルミネセンス  (BM08093J) ,  無機化合物の可視・紫外スペクトル  (BM08084P) ,  その他の物質の放射線による構造と物性の変化  (BK16124V)

タイトルに関連する用語 (4件)： γ線 ,  Nd ,  リン酸塩ガラス ,  光学的性質