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J-GLOBAL ID：201002277531776539   整理番号：10A1456308

カーボンナノチューブの配向選択的開放

Orientation-selective unzipping of carbon nanotubes

著者 (10件)： ZHANG Hongyu (Shandong Univ., Shandong, CHN) ,  ZHAO Mingwen (Shandong Univ., Shandong, CHN) ,  HE Tao (Shandong Univ., Shandong, CHN) ,  ZHANG Xuejuan (Shandong Univ., Shandong, CHN) ,  WANG Zhenhai (Shandong Univ., Shandong, CHN) ,  XI Zexiao (Shandong Univ., Shandong, CHN) ,  YAN Shishen (Shandong Univ., Shandong, CHN) ,  LIU Xiangdong (Shandong Univ., Shandong, CHN) ,  XIA Yueyuan (Shandong Univ., Shandong, CHN) ,  MEI Liangmo (Shandong Univ., Shandong, CHN)
資料名： Physical Chemistry Chemical Physics  (Physical Chemistry Chemical Physics)
巻： 12  号： 41  ページ： 13674-13680  発行年： 2010年11月07日 
JST資料番号： A0271C  ISSN： 1463-9076  CODEN： PPCPFQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 密度汎関数理論計算によってさまざまな直径およびキラリティーの単層カーボンナノチューブ(SWCNT)の酸化的開放(unzipping)を検討した。開放の最初の攻撃は椅子型SWCNTでは中部区域で起りやすく,ジグザグ型SWCNTでは末端区域で起りやすかった。最初のエネルギー障壁を越えてチューブの開放が開始されるとその後の過程にエネルギー障壁はなかった。最初のエネルギー障壁の高さはSWCNTの直径が増加すると減少した。開放の進む方向は椅子型SWCNTではチューブの軸方向と平行であり,ジグザグの辺を有するグラフェンナノリボンとなった。ジグザグ型SWCNTではエネルギー的に等価な2つの開放方向があったがヘリックス形のグラフェンナノリボンを生じた。

シソーラス用語： *単層カーボンナノチューブ ,  *酸化 ,  *分解反応 ,  ナノ構造 ,  障壁 ,  密度汎関数法
準シソーラス用語： *酸化分解 ,  ナノリボン ,  エネルギー障壁

分類 (2件)： 原子・分子のクラスタ  (BH09030O) ,  無機化合物一般及び元素  (CD01010D)

タイトルに関連する用語 (2件)： カーボンナノチューブ ,  配向