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J-GLOBAL ID:201002277541796112   整理番号:10A0656939

超長Cu(OH)2とCuOナノワイヤ束 光触媒性能強化用のPEG200指示結晶成長

Ultralong Cu(OH)2 and CuO nanowire bundles: PEG200-directed crystal growth for enhanced photocatalytic performance
著者 (9件):
資料名:
巻: 348  号:ページ: 303-312  発行年: 2010年08月15日 
JST資料番号: C0279A  ISSN: 0021-9797  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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成長指示用としてPEG200を用い,容易な液相法により,大規模に,数十から数百μmにわたる長さを持つ超長Cu(OH)2とCuOナノワイヤ束を選択的に合成した。ナノワイヤ進展過程のモニタリングにより成長機構を調べた。結果では,PEG200分子作用下,Cu(OH)2とCuOナノワイヤは,先ず,コロイド粒子の配向結合により成長し,次に,側方自己組織化によりナノワイヤ束を導き,最終的に,CuOナノ葉を導く。PEG200はCuOナノ葉へのコロイド粒子のランダム凝集を妨げるのに加え,コロイド粒子の一方向への凝集と配列によりナノワイヤ成長を正しい方向へ導くので,ナノワイヤ合成で重要な役割を果す。また,反応系中のOH-濃度はナノワイヤ成長に重要である。PEG200無し下では,ナノ葉はOstwald熟成過程により生成する。CuOナノワイヤ束のUV-vis吸収スペクトルから推定したバンドギャップ値は2.32eVである。CuOナノワイヤとナノ葉によるモデル汚染物質ローダミンBの光分解で,市販ナノ粉末と比べ,合成時超長CuO多結晶ナノワイヤ束は,増強した光触媒活性を有し,8hrの反応後,ローダミンBの87%を分解したが,単結晶ナノ葉のもの(61%)や市販ナノ粉末のもの(32%)より,かなり高かった。これらの新しい多結晶CuOナノワイヤ束の高光触媒活性の起源を検討した。本研究では,(002)結晶面が有機化合物分解でより好ましいこと,また,これらの超長CuOナノワイヤ束は,廃水処理における光触媒の可能な候補である。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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塩基,金属酸化物  ,  光化学一般  ,  金属酸化物及び金属カルコゲン化物の結晶構造 
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