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J-GLOBAL ID:201002277631345390   整理番号:10A0860888

耐バイオファウリングの為の両性イオンポリマーグラフト反応によるミクロポーラスポリプロピレン膜表面の親水性化

Surface hydrophilization of microporous polypropylene membrane by grafting zwitterionic polymer for anti-biofouling
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巻: 362  号: 1-2  ページ: 255-264  発行年: 2010年10月15日 
JST資料番号: E0669A  ISSN: 0376-7388  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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耐バイオファウリング性状,即ちタンパク質吸着に対する抵抗とバクテリアの付着(バィオフイルムの生成)防止は分離膜にとって極めて重要である。表面の親水性化はミクロポーラスポリプロピレン膜(MPPM)のような疎水性ポリマー膜の性能を改善する最も普通のアプローチである。本研究では,MPPMを両性イオン耐/非ファウリングポリマーの優れた代表であるポリスルフォべタインメタクリレート(polySBMA)のUV誘起グラフト反応で親水性化した。逐次グラフティング法を従来のベンゾフェノン取り込みと共有結合形固定化法の組み合わせで改善した。FT-IR/ATR,XPS,及びFESEMを用いて詳細にMPPMの表面構造をキャラクタライズした。親水性化効果を水接触角(WCA)と純水フラックス測定により評価した。更に,タンパク質ろ過及びバクテリアの初期付着を実施して改質MPPMの耐バイオファウリング性状を調べた。バクテリアの表面疎水性も測定し,付着結果と関係付けた。改善した方法によりグラフティングが外部表面で起こり,その密度はSBMA濃度を調整することで良くコントロール出来るようになった。MPPMの表面親水性は顕著に増進し,WCAの145から~15°への減少,フラックスの4倍の増加によってキャラクタライズされた。これらの親水性化MPPMはタンパク質ファウリングに対して強い抵抗を持ち,最適化条件下に於いてフラックス再生比が95%以上であった。バクテリアのMPPMへの初期付着はグラフティング密度が560μg/cm2に達するとバクテリア表面の疎水性に拘わらず完全に抑制することが出来る。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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ポリオレフィン  ,  膜分離 
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