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J-GLOBAL ID：201002277712054640   整理番号：10A1154610

プロテイナーゼ触媒反応による生物活性なジチロシン及びトリチロシンペプチドの高レベル生産

High level production of bioactive di- and tri-tyrosine peptides by protease-catalyzed reactions

著者 (4件)： NARAI-KANAYAMA Asako (Fac. of Applied Life Sci., Nippon Veterinary and Life Sci. Univ., 1-7-1 Kyonan-cho, Musashino-shi, Tokyo 180-8602, JPN) ,  SHIKATA Yasuhiro (Fac. of Applied Life Sci., Nippon Veterinary and Life Sci. Univ., 1-7-1 Kyonan-cho, Musashino-shi, Tokyo 180-8602, JPN) ,  HOSONO Masumi (Fac. of Applied Life Sci., Nippon Veterinary and Life Sci. Univ., 1-7-1 Kyonan-cho, Musashino-shi, Tokyo 180-8602, JPN) ,  ASO Keiichi (Fac. of Applied Life Sci., Nippon Veterinary and Life Sci. Univ., 1-7-1 Kyonan-cho, Musashino-shi, Tokyo 180-8602, JPN)
資料名： Journal of Biotechnology  (Journal of Biotechnology)
巻： 150  号： 3  ページ： 343-347  発行年： 2010年11月 
JST資料番号： A0456C  ISSN： 0168-1656  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 水性培地中でのL-チロシンエチルエステルのパパイン触媒重合はアンギオテンシン変換酵素阻害活性を持つオリゴペプチド合成に効率的である。反応液中の溶液区分にジ,トリ及びテトラチロシンが蓄積した。一方,重合度が5~10のペプチド産物が不溶性であり,その収率はエステル基質の初期濃度に影響を受けた。沈降産物は溶解性オリゴチロシンペプチドを生産するDMSO/緩衝液系でのα-キモトリプシンのための基質として使用できた。DMSOを40~50%(v/v)含む反応培地では,沈降物の大部分が可溶性ペプチドに変換された。L-チロシンからのTyr高分子のパパイン触媒合成とその後のα-キモトリプシンによる加水分解開裂の二段階酵素反応は生物活性なジチロシン及びトリチロシンペプチドの高収率合成のための有望な手法である。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： プロテイナーゼ ,  ジペプチド ,  *トリペプチド ,  *パパイン ,  アンギオテンシン変換酵素阻害剤 ,  オリゴペプチド ,  *キモトリプシン ,  加水分解 ,  生物活性 ,  *ペプチド合成 ,  *酵素的合成 ,  脂肪族化合物 ,  スルホキシド ,  アミノ酸 ,  フェノール類 ,  第一アミン
準シソーラス用語： *α-キモトリプシン ,  テトラチロシン

分類 (2件)： 酵素の応用関連  (EB09100B) ,  ペプチド  (CF10080G)

物質索引 (5件)： DMSO ,  チロシン ,  L-チロシンエチル ,  Tyr-Tyr-Tyr-OH ,  ジチロシン

タイトルに関連する用語 (5件)： プロテイナーゼ ,  触媒反応 ,  生物活性 ,  ジチロシン ,  高レベル