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J-GLOBAL ID:201002277730172502   整理番号:10A0990255

市区郡分割を考慮した選挙区画定問題の最適化モデル

著者 (1件):
資料名:
号: 43  ページ: 41-60  発行年: 2010年07月31日 
JST資料番号: L5607A  ISSN: 0389-3367  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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著者らは以前に衆議院小選挙区制における区割画定問題に対し,過大となる市区や選挙区から当該都道府県の平均人口に相当する地域を取り出して一選挙区とする方法を提案した。本論文では,より小さい格差を持つ区割が存在する可能性を調べるために事前に一選挙区を作らず,最適区割を導出する方法を提案した。本方法では市区郡集合集合V,隣接している市区郡間の枝集合Eとする隣接グラフG=(V,E)にダミー市区を加え,過大市区との間にだけ枝を張ることで拡大隣接グラフを構成する。分割対象市区間の人口調整をするために非負実数変数を導入し,集合分割型モデルを{0-1}-整数計画問題として再定式化した。その厳密解を求めることで分割した市区の人口配分を考慮した最適区割が求められるが,考慮すべき選挙区集合が増えるので区割を構成する実行可能解を壊さないように列挙する選挙区集合を制御した。実際に過大市区が1つの10府県に適用して得られた最適解を一選挙区事前割当法と比較したところ,最適区割における人口最大/最小の選挙区の人口の比の差は最大でも0.02程度となった。すなわち,一選挙区事前割当法は一票の格差を極端にゆがめていないことが確かめられた。
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