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J-GLOBAL ID:201002277823742805   整理番号:10A0155334

汎用インバータを省エネに使おう 今後も拡がるインバータによる省エネ

著者 (2件):
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巻: 62  号:ページ: 27-30  発行年: 2010年01月30日 
JST資料番号: F0218A  ISSN: 0387-1819  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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温室効果ガス(CO2)削減のためには,電力消費量を抑えることが重要である。日本国内の電力の50%はモーターによって消費されており,モーターで消費される電力を低減することは地球温暖化防止に大きな貢献となる。(1)汎用インバータ駆動による省エネ原理:定出力負荷は,回転速度を変更しても出力は変わらないので,汎用インバータの周波数制御による省エネは期待できない。次に,定トルク負荷は回転速度に比例して出力が変化するので,回転速度を下げることで省エネになる。汎用インバータでコンベアの速度を下げることにより省エネになる。最後に低減トルク負荷は,出力が回転速度の3乗に比例するので大きな省エネ効果を得ることができる。ファンの場合,風量を制御するために汎用インバータにて誘導モータ自身の回転速度を直接変化させ,風量を下げて運転すれば,誘導モータの出力は回転速度の3乗に比例して下がり,大幅な省エネが実現する。(2)高効率磁石(IPM)モータによる省エネ:磁石モータは回転子に電流が流れないため損失(二次銅損)が発生しない。また永久磁石により磁束を発生させるためモータ電流が少なくてする。このため誘導モータに比べ損失を大幅に低減可能である。専用インバータでIPMモータを制御することで,誘導モータをインバータで制御した時に比べ,約10%高効率になり大きな省エネ効果が得られる。また,IPMモータは高効率の他にも次のメリットがある;(1)小型・軽量:低損失なため熱容量を小さくすることができ,同一容量の誘導モータに対し小型化・軽量化することができる。(2)モータベアリング(グリース)が長寿命:回転子の発熱がほとんどないため,軸受温度が低くなりグリースが長寿命になる。その結果,モータベアリングが誘導モータに対して長寿命となる。
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電力変換器 
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