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J-GLOBAL ID：201002277873676170   整理番号：10A1027858

メッシュフリー粒子法における差分公式の打ち切り誤差解析

Truncation Error Analysis of Finite Difference Formulae in Meshfree Particle Methods

著者 (2件)： 石島清宏 (九大 大学院数理学府) ,  木村正人 (九大 大学院数理学研究院)
資料名： 日本応用数理学会論文誌  (Transactions of the Japan Society for Industrial and Applied Mathematics)
巻： 20  号： 3  ページ： 165-182  発行年： 2010年09月25日 
JST資料番号： L1010A  ISSN： 0917-2246  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： MPS法やSPH法などのメッシュフリー粒子法は,煩雑なメッシュ生成が不要で領域形状の変化に柔軟に対応出来るため,近年非常に発展を遂げ,理工学の強力なツールとして確立されて来ている。その一方で,偏微分方程式の離散化手法として見たとき,その精度についての数学的な誤差解析はいくつかの限られた場合に得られているだけである。本論文では,重み関数を用いたメッシュフリー粒子法,特にMPS法において使われる勾配差分演算子の打ち切り誤差について,その数学的評価を試みる。(著者抄録)

シソーラス用語： *誤差解析 ,  打切 ,  差分法 ,  重み関数 ,  *偏微分方程式 ,  有限要素法 ,  *数値解法 ,  指標 ,  定理証明 ,  MPS法 ,  *数学 ,  *解析 ,  *誤差論
準シソーラス用語： メッシュフリー法 ,  差分演算子 ,  粒子密度偏差

分類 (1件)： 数理物理学  (BA03000W)

引用文献 (15件)：

• KLAR, K. A. Computation of nonlinear functionals in particle methods. Computing. 1995, 55, 207-221
• BEN MOUSSA, B. On the convergence of SPH method for scalar conservation laws with boundary conditions. Methods Appl. Anal. 2006, 13, 29-61
• BEN MOUSSA, B. Convergence of SPH Method for Scalar Nonlinear Conservation Laws. SIAM J. Numer. Anal. 2000, 37, 863-887
• 萩原世也. メッシュフリー/粒子法第3回 Smoothed Particle Hydrodynamics 法によるシミュレーション. シミュレーション. 2005, 24, 2, 159-165
• HALD, O. H. Convergence of Vortex Methods for Euler's Equations. II. SIAM J. Numer. Anal. 1979, 16, 726-755

タイトルに関連する用語 (5件)： メッシュ ,  粒子法 ,  差分 ,  打ち切り誤差 ,  解析