抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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有機EL(Electroluminescence)照明は,それ自体が面で発光するデバイスであり,広範囲を均一に照らす次世代照明技術として注目されている。現在主流の蒸着型有機ELは,発光特性に優れるが,装置導入コストや製造コストが課題になっている。塗布型有機ELは,照明器具に適用可能な大面積の面発光デバイスを,材料使用効率が高く,簡易なプロセスで製造できる技術として期待されている。今回,ストライプ状補助配線の導入とメニスカス印刷法の適用によって,塗布型としては最大級になる52×58mmの発光面積を持つ白色有機ELパネルを試作した。試作パネルは,10,000cd/m
2という蛍光灯並みの高輝度発光を示し,塗布型有機EL技術による大面積照明の実現可能性を実証できた。(著者抄録)