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J-GLOBAL ID：201002277876510337   整理番号：10A0726247

衣類とごみ-おしゃれと環境-新段階の衣料品リサイクル

著者 (1件)： 所昌平 (日本繊維新聞社)
資料名： 廃棄物資源循環学会誌  (Material Cycles and Waste Management Research)
巻： 21  号： 3  ページ： 157-168  発行年： 2010年05月31日 
JST資料番号： L1595A  ISSN： 1883-5864  CODEN： HSJGBV  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 日本の衣料品の供給量は約144万tonである。これに対して廃棄される量は約136万tonと推定されている。廃棄量のうち,リユース,リサイクルされているのは,30万ton程度に過ぎない。残るおよそ106万tonは一般の廃棄物(事業所の場合は産業廃棄物)として,焼却ないし埋め立て処理されている。衣料品のリユース・リサイクル率は約13%と,西欧などの先進国に比べて低いのが現状である。地球温暖化が深刻化する中で,こうした「もったいない」状態から逸早く離脱し,省資源・省エネルギーを通して低炭素化・循環型社会形成は焦眉の急となっている。日本の繊維産業はその先駆者として,リサイクルや省資源にも早くから取り組んできた。衣料品を中心としたリサイクルなど3Rの取り組み状況をまとめた。(著者抄録)

シソーラス用語： *衣服 ,  家庭ごみ ,  *リサイクル ,  資源再生 ,  廃棄物処理 ,  社会 ,  繊維工業 ,  省資源 ,  省エネルギー
準シソーラス用語： 循環型社会 ,  3R

分類 (2件)： 関連産業  (YM01060D) ,  資源回収利用  (SC05060V)

引用文献 (5件)：

• (独)中小企業基盤整備機構. 繊維製品リサイクル調査報告書, 平成18年度情報業務繊維製品リサイクルの現状調査報告書. http://www.smrj.go.jp/keiei/seni/info/pub/053058.html. 2010
• 日本化学繊維協会. 環境問題・繊維リサイクルへの対応. 2001
• 繊維製品リサイクル懇談会報告書. http://www.meti.go.jp/report/data/g10919aj.html. 2001
• (社)日本アパレル産業協会. 平成12年度アパレル製品のリサイクル推進に向けた調査・研究事業報告書. 2001
• (社)日本アパレル産業協会. 平成13年度アパレル・リサイクル・システム開発委員会報告書. 2002

タイトルに関連する用語 (6件)： 衣類 ,  ごみ ,  環境 ,  段階 ,  衣料品 ,  リサイクル