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J-GLOBAL ID：201002277882607970   整理番号：10A1157919

階層的多孔質のTiO₂のモノリス材の簡単な作製

Facile Preparation of Hierarchically Porous TiO₂ Monoliths

著者 (4件)： HASEGAWA George (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  KANAMORI Kazuyoshi (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  NAKANISHI Kazuki (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  HANADA Teiichi (Kyoto Univ., Kyoto, JPN)
資料名： Journal of the American Ceramic Society  (Journal of the American Ceramic Society)
巻： 93  号： 10  ページ： 3110-3115  発行年： 2010年10月 
JST資料番号： C0253A  ISSN： 0002-7820  CODEN： JACTAW  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 新しい階層的多孔質TiO₂のモノリス材の作製方法を報告した。チタンn-プロポキシドと1-プロパノールとアセト酢酸エチルを混合し,これに,いろいろな量のポエチレンオキシド(PEO)を加え,その後,NH₄NO₃を緩慢に添加してゲルを作製した。このゲルに対して,純エタノールから純水まで,両者の比率を順次低下させた一連の溶液で,60°Cで,溶剤交換処理を行った。得られたゲルを乾燥し,400~700°Cで2hか焼した。PEOの添加でスピノーダル分解が起き,連続したマクロ多孔質構造が生成した。温水による溶剤交換処理で,大部分のゲル中のキレート化剤は除去され,ゲルの骨格の非晶質TiO₂がアナターゼに変態して,メゾポアが生成した。700°Cで仮焼すると,アナターゼはルチルに転移し,ミクロポアとメゾポアは消滅して,モノリス材の強度が向上した。

シソーラス用語： *酸化チタン ,  *多孔質体 ,  *階層構造 ,  ゾル-ゲル法 ,  か焼 ,  構造相転移 ,  アナターゼ ,  ルチル ,  結晶化 ,  微細構造 ,  細孔構造 ,  細孔径分布 ,  密度 ,  空隙率 ,  極限強度 ,  ポリエチレンオキシド ,  硝酸アンモニウム ,  脂肪族アルコール ,  脂肪族ケトン ,  脂肪族カルボン酸 ,  ケトエステル ,  *モノリス ,  *二酸化チタン

分類 (1件)： セラミック・陶磁器の製造  (YC03020V)

物質索引 (3件)： 1-プロパノール ,  アセト酢酸エチル ,  チタン(IV)テトラプロポキシド

タイトルに関連する用語 (4件)： 多孔質 ,  TiO2 ,  モノリス ,  作製