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J-GLOBAL ID:201002278034667951   整理番号:10A0536218

in vitroのケラチン細胞移動及びin vivoの表皮創傷治癒におけるビネキシンの重要な役割

Crucial role of vinexin for keratinocyte migration in vitro and epidermal wound healing in vivo
著者 (12件):
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巻: 316  号: 10  ページ: 1728-1738  発行年: 2010年06月10日 
JST資料番号: B0313A  ISSN: 0014-4827  CODEN: ECREAL  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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組織損傷及び修復過程で,表皮細胞は迅速に移動し,表皮シートを形成する。ビネキシンはin vitroで接着斑に局在するインテグリン含有細胞接着複合体の細胞質分子である。本報においてin vitroのケラチン細胞移動とin vivoの創傷治癒におけるビネキシンの役割を検討した。siRNAによるビネキシンのノックダウンはHaCatヒトケラチン細胞及びA431類表皮癌細胞の両者の移動をスクラッチアッセイにおいて遅延させたが,細胞増殖に影響しなかった。これらの細胞のコンフルエント単層培養をスクラッチすることによる細胞移動誘発はEGFR及びERKの両者を活性化し,その阻害剤AG1478及びU0126はスクラッチ誘発性ケラチン細胞移動を大きく抑制した。これらの細胞におけるビネキシンノックダウンはEGFRのスクラッチ誘発性活性化を阻害したが,ERKのそれを阻害せず,ビネキシンがEGFR活性化を介して細胞移動を促進することを示唆した。さらにビネキシン(-/-)マウスを作製し,そのケラチン細胞を分離した。これらも同様にスクラッチアッセイにおいて移動が遅かった。さらにビネキシン(-/-)マウスはケラチン細胞増殖に影響せずに,背部皮膚及び尾部の両者における皮膚創傷治癒が遅延した。要約すると以上の結果はin vitroのケラチン細胞移動とin vivoの皮膚創傷治癒におけるビネキシンの重要な役割を示唆する。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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