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J-GLOBAL ID：201002278071917682   整理番号：10A1546169

蛋白質構造の気相圧密及び非折畳み

Gas-Phase Compaction and Unfolding of Protein Structures

著者 (3件)： MICHAELEVSKI Izhak (Weizmann Inst. of Sci., Rehovot, ISR) ,  EISENSTEIN Miriam (Weizmann Inst. of Sci., Rehovot, ISR) ,  SHARON Michal (Weizmann Inst. of Sci., Rehovot, ISR)
資料名： Analytical Chemistry  (Analytical Chemistry)
巻： 82  号： 22  ページ： 9484-9491  発行年： 2010年11月15日 
JST資料番号： A0395A  ISSN： 0003-2700  CODEN： ANCHAM  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ポストゲノム時代の主な挑戦課題のひとつは多蛋白質複合体の動的相互作用及び構造的特性を明らかにすることである。イオン移動度質量分析は蛋白質アセンブリーの構造研究における強力なツールであり,相互作用のサブユニット構成及びネットワークだけでなく蛋白質複合体の全面的な位相幾何学及び形についての情報を与えるが,実験パラメータが衝突断面積にどのように影響するかは明らかになっていない。本研究では種々のサイズ,構造,オリゴマー化状態を有する一連の蛋白質及び蛋白質複合体について系統的な研究を実施し,実験パラメータであるT波の高さ及び速度が衝突断面積に独立に,そして反対方向に影響することを明らかにした。すなわち,T波高さの増加が蛋白質構造の圧密を誘導し,一方,より高いT波速度がそれらを拡張させるが,こうした異なる結果はエネルギー移動と散逸の速度差に起因するものとみられる。イオン移動チャンバを経由するイオン伝搬にはふたつの対抗力が関与して,そのひとつの力は圧密を引き起こし,もうひとつの力は拡張を引き起こすが,衝突断面積を測定することでこれらの要因の組み合わせ寄与を表すことができた。

シソーラス用語： *タンパク質 ,  *圧密 ,  *デコンボリューション ,  *質量分析 ,  *分子衝突 ,  *断面積 ,  タンパク質複合体 ,  分子間相互作用 ,  波高 ,  波形 ,  速度依存性 ,  エネルギー移動 ,  エネルギー散逸 ,  拡大 ,  気相 ,  ミオグロビン ,  チトクロームc ,  卵白アルブミン ,  ヘモグロビン ,  トランスフェリン ,  GTP結合タンパク質
準シソーラス用語： Gβγ ,  T波 ,  *イオン移動度質量分析 ,  拡張 ,  高さ依存性 ,  *衝突断面積 ,  多蛋白質複合体 ,  *非折畳み

分類 (3件)： 分子構造  (EB03020Y) ,  質量分析  (CC03013N) ,  分子衝突・相互作用一般  (BH07010E)

タイトルに関連する用語 (4件)： 蛋白質構造 ,  気相 ,  圧密 ,  非折畳み