抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
60GHz帯のミリ波を使用した広帯域無線通信が家庭内の近距離・高速無線通信の手段として注目を浴びている。この周波数帯域にフォーカスした国際標準規格としてIEEE802.15.3cが2009年中に標準化の作業を完了する予定である。シリコンの微細化の進展に伴い,量産効果の大きいCMOSプロセスでもミリ波帯の主要な回路が製造できる見通しが得られ始めている。我々は,民生応用を目指した低価格・低消費電力化が可能なミリ波RF回路および,関連するアンテナ技術・モジュール技術・評価技術の検討を行ってきた。本報告では,60GHz帯の広帯域無線通信の実用化に向けて行ってきた,要素回路開発,モジュール開発および,非圧縮の動画伝送実験に関して報告する。(著者抄録)