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J-GLOBAL ID:201002278206620839   整理番号:10A1114787

真菌(Puccinia striiformis)感染でのコムギ防御遺伝子

Wheat defense genes in fungal (Puccinia striiformis) infection
著者 (11件):
資料名:
巻: 10  号:ページ: 227-239  発行年: 2010年05月 
JST資料番号: W1379A  ISSN: 1438-793X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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絶対寄生性植物病原性真菌P.striiformis f.sp.triticiの感染した黄さび病発症コムギ及び健常コムギの苗木からの鑑別抑制差引きハイブリダイゼーション(SSH)cDNAライブラリーの構築を検討した。更に,そのライブラリーからのcDNAクローンの配列決定,ヌクレオチドまたは非重複蛋白質のデータベースに対するBLAST検索による単遺伝子の特性化,並びに黄さび病感染プロセスの間選択した防御遺伝子の発現パターンの測定,を実施した。不和合性相互作用で構築したSSH cDNAライブラリーより病原菌に対する防御遺伝子を単離できた。得られた652の遺伝子は単遺伝子であり,そのうちの31遺伝子がシグナル伝達関連遺伝子で,77遺伝子が防御関連蛋白質コード化遺伝子であると予測した。31遺伝子のうち12遺伝子を選択して定量リアルタイムPCRで測定した。シグナル伝達遺伝子は病原菌接種後12h(12hpi)で発現増大がスタートし,18hpiにて大部分の輸送及び耐性関連遺伝子の発現を誘導した。一般的に病原菌接種後,直ちにコムギシグナル伝達遺伝子の発現増大がROS,ABC輸送体,病因関連蛋白質,及びフェニルプロパノイド経路に各々関連している防御遺伝子を誘導した。これらの防御遺伝子の活性は過敏な応答となる連続的で協奏的な様式で作用した。フェニルアラニン-アンモニア-リアーゼで例証したが,大部分の防御遺伝子は吸器がたいていの感染部位の宿主細胞にて形成されたときに24hpiで最大発現に達し,結果として過敏応答が起こり始め,それがこのコムギ寄生性病原菌の感染性菌糸の増大を停止した。
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分類 (3件):
分類
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微生物感染の生理と病原性  ,  遺伝子発現  ,  麦 

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