抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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レーザピンセットを使ってDNA鎖を操作し,ナノワイヤを作成する研究を開始した。今迄のDNA伸張固定法は,DNAの位置・本数・方向までを制御することは困難であった。Nd:YAG_CWレーザ光の焦点を極薄金薄膜上におくと,微小気泡が生成しDNAなどのナノ物質が焦点に引き込まれることを見出した。DNA伸張のメカニズムは,レーザ光焦点下の金表面局所加熱より生成した微小気泡が溶液の対流(マランゴニ対流)を引き起し,流体力学的力が働くことが原因である。発光性CdSeナノ微粒子を用いたレーザ集積法によりナノリングパターンを描いた。出力の小さなCWレーザ光をガイドとするナノ物質収集は,新しいナノ加工技術として期待できる。