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J-GLOBAL ID：201002278285119260   整理番号：10A0522956

微量熱量測定を用いたE.coliに対する二種のセファロスポリンの阻害研究

Inhibitory study of two cephalosporins on E. coli by microcalorimetry

著者 (10件)： YANG L. N. (Dalian Inst. of Chemical Physics, Chinese Acad. of Sci., Dalian, CHN) ,  YANG L. N. (Zunyi Normal Coll., Zunyi, CHN) ,  SUN Li Xian (Dalian Inst. of Chemical Physics, Chinese Acad. of Sci., Dalian, CHN) ,  XU Fen (Liaoning Normal Univ., Dalian, CHN) ,  ZHANG J. (Dalian Inst. of Chemical Physics, Chinese Acad. of Sci., Dalian, CHN) ,  ZHAO J. N. (Dalian Inst. of Chemical Physics, Chinese Acad. of Sci., Dalian, CHN) ,  ZHAO Z. B. (Dalian Inst. of Chemical Physics, Chinese Acad. of Sci., Dalian, CHN) ,  SONG C. G. (Dalian Inst. of Drug Detection, Dalian, CHN) ,  WU R. H. (Dalian Inst. of Drug Detection, Dalian, CHN) ,  OZAO Riko (Sony Corp., Kanagawa, JPN)
資料名： Journal of Thermal Analysis and Calorimetry  (Journal of Thermal Analysis and Calorimetry)
巻： 100  号： 2  ページ： 589-592  発行年： 2010年05月 
JST資料番号： H0095C  ISSN： 1388-6150  CODEN： JTHEA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： E.coliの成長に対するセフピラミドとセフチゾキシムナトリウムの阻害効果について,これらのセファロスポリン類の濃度を変化させた場合のE.coliの代謝力-時間曲線の測定により調べた。測定はセファロスポリン類を含有したアンプル内にE.coli懸濁液を加えてインキュベートし,微量熱量分析計により時間変化を調べることにより行った。その結果2種のセファロスポリン類はE.coliの代謝を変化させることがわかった。セフピラミドとセフチゾキシムナトリウムの致死量はそれぞれ2.000および0.2000μgmL^-1であり,セフチゾキシムナトリウムの方が強い阻害効果を示すことがわかった。また両者とも薬物性発熱を引き起こす可能性があることもわかった。更に微量熱量測定が,微生物成長過程のキャラクタリゼーションや薬剤効果の評価に有用な方法であること明らかとなった。

シソーラス用語： *セファロスポリン類 ,  *大腸菌 ,  *成長阻害 ,  微量熱量計 ,  *熱量測定 ,  代謝 ,  致死量 ,  医原病 ,  熱症状 ,  薬剤分析 ,  ラクタム ,  ウレア化合物 ,  オキシムエーテル ,  カルボン酸塩 ,  硫黄複素環化合物 ,  ケト酸 ,  スルフィド ,  フェノール類 ,  アミノカルボン酸
準シソーラス用語： 微生物代謝 ,  薬物性発熱

分類 (2件)： 有機物質の化学分析一般  (CC07031D) ,  生物薬剤学(基礎)  (GY01021U)

物質索引 (2件)： セフチゾキシムナトリウム ,  セフピラミド

タイトルに関連する用語 (4件)： 微量熱量測定 ,  セファロスポリン ,  阻害 ,  研究