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J-GLOBAL ID:201002278300657916   整理番号:10A0264737

均一競争蛍光イムノアッセイにおけるベンゾ[a]ピレン代謝産物に対する新規分子内エネルギー移動プローブ

Novel Intramolecular Energy Transfer Probe for the Detection of Benzo[a]pyrene Metabolites in a Homogeneous Competitive Fluorescence Immunoassay
著者 (4件):
資料名:
巻: 114  号:ページ: 1666-1673  発行年: 2010年02月04日 
JST資料番号: W0921A  ISSN: 1520-6106  CODEN: JPCBFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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ヒト尿中排泄中の多環状芳香族炭化水素(PAH)を検出するため,均一競争蛍光イムノアッセイ(FIA)の開発の領域で新規分子内エネルギー移動蛍光プローブ(ETプローブ)を設計した。そこでは,アクセプタとしてスルホローダミンB(SRB)がドナーとして3-ヒドロキシベンゾ[a]ピレン(3OH-BaP)の短炭素鎖を経由して共有結合している。それぞれメタノールと水溶液中で紫外可視吸収スペクトルと蛍光スペクトルと同様に蛍光減衰曲線を記録した。比較のため,親の発色団3OH-BaPとSRBを同様に調べた。ETプローブの事例において,SRB部分へ効率的エネルギー移動(メタノールに対して約0.95のエネルギー移動効率)によるBaP部分の関連発光の極めて強い蛍光消光を観測した。PAH抗体を添加すると,BaP部分の蛍光強度と異方性が劇的に増加した。一方,SPR部分の蛍光異方性は変化しない。異方性結果は抗体結合を明白に指示した。これらの知見を基礎にして,BaP部分が抗体結合部位に組み込まれ,一方,SPR部分が結合部位から突き出て,BaP部分の運動を拘束するが,影響されないSRB部分をそのままにしておくモデルを結論付けた。より重要なことは,この構造が分子内エネルギー移動の崩壊を生じる。将来の均一競争FIAにおける検出スキームとして分子内エネルギー移動の抗体誘起崩壊を直視した。このことは均一競争FIAにおける低分子分析物(ハプテン)の免疫検出に対する新規一般的検出原理を提供する。
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分類 (2件):
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バイオアッセイ  ,  分析機器 
物質索引 (4件):
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