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J-GLOBAL ID:201002278406903932   整理番号:10A0251221

共鳴異常X線反射率で観察したTiO2(110)-電解質界面におけるRb+およびSr2+吸着

Rb+ and Sr2+ Adsorption at the TiO2 (110)-Electrolyte Interface Observed with Resonant Anomalous X-ray Reflectivity
著者 (5件):
資料名:
巻: 26  号:ページ: 950-958  発行年: 2010年01月19日 
JST資料番号: A0231B  ISSN: 0743-7463  CODEN: LANGD5  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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ルチルTiO2(110)-電解質溶液界面におけるRb+およびSr2+吸着の,垂直密度プロフィルを研究した。電解質溶液としてはRb+(1mM,pH11)およびSr2+(0.1mM,pH10.3)を,また測定法としてはX線反射率および共鳴異常X線反射率を用いた。Rb+はTi-O平面上に,被覆率が0.080±0.003単分子層で高さ3.72±0.03Åで吸着した。対照的にSr2+は被覆率が0.40±0.07単分子層で平均高さ3.05±0.16Åで吸着したが,著しい垂直分布幅(0.35±0.02Å)を示した。[Na+]=30mMのバックグラウンド電解質の存在下でのSr2+分布についても調べたところ,イオン高さと被覆率は変化しなかった。一方分布幅はNa+の存在により明らかに増大した。これらの結果を,過去の我々の結果と併せて検討したところ,最近Predota等により提案された四座および二座サイトの二つの内圏吸着形態への同時吸着を起こすマルチサイト吸着機構(J.Phys.Chem.,Vol.108,P.12061-(2004))と良好に一致することが分かった。Rb+とSr22+の吸着分布の直接測定により,ルチル-電解質界面におけるイオン吸着を理解することができることを述べた。
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分類 (1件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
物理的手法を用いた吸着の研究 

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