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J-GLOBAL ID:201002278552643349   整理番号:10A0390629

n situ実験室系平行ビーム粉末X線回折によって評価したネスケホナイト,MgCO3・3H2Oの熱挙動と構造安定性:鉱物中へのCO2封入についての新たな制約

The thermal behaviour and structural stability of nesquehonite, MgCO3 3H2O, evaluated by in situ laboratory parallel-beam X-ray powder diffraction: New constraints on CO2 sequestration within minerals
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巻: 178  号: 1-3  ページ: 522-528  発行年: 2010年06月15日 
JST資料番号: B0362A  ISSN: 0304-3894  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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二酸化炭素貯留プロセスとしてのMg塩化物溶液とCO2との反応の適正度を測るため,ネスケホナイト(MgCO3・3H2O)の熱挙動と構造安定性を,リアルタイムの実験室系平行ビーム粉末X線回折を用いて調べた。結果は,ネスケホナイト構造が,主にc軸に沿った著しく異方性熱膨張を例外として,基本的に373Kまで影響を受けないことを示した。371-390Kの範囲では,1個の水分子損失により,顕著な構造欠陥により特徴づけられる,組成がMgCO3・2H2Oと考えられる相の核形成がもたらされる。より高い温度(423-483 K)では,マグネサイトとMgO・2MgCO3が共存する。最終的に,603Kでペリクレース核生成が始まり,炭酸塩相の消滅が683Kで完了する。従った,高温におけるネスケホナイトの構造安定性は,地表温度条件下で安定状態を保つことを示す。これらの結果は,(a)ネスケホナイトが安全に貯留できる温度条件の制約を定めることと,(b)工業的応用のためにネスケホナイト合成を通じたCO2封入の開発を助ける。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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排ガス処理技術一般  ,  気圏環境汚染 
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