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J-GLOBAL ID：201002278565265564   整理番号：10A0093549

フレッシュマンに贈る 金型設計を最適にする,製品設計の基礎 製品設計者が見落としやすい,プラスチック部品設計における留意点

著者 (1件)： 伊藤英樹 (伊藤英樹技術士事務所)
資料名： 型技術  (Die and Mould Technology)
巻： 25  号： 2  ページ： 100-105  発行年： 2010年02月01日 
JST資料番号： X0147A  ISSN： 0912-5582  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 成形品に貫通穴があると樹脂流れが2分され,合流するところにウェルドラインあるいはウェルドができる。大物や少し込み入った形状部があるものは多点ゲートにすることがあるが,この場合も合流部分ができる。ゲートから遠く離れた末端部は,合流しても樹脂が完全に溶け合わず,ウェルドは断面内部にも発生しており,接合強度は弱くなっている。薄肉部がある場合も,薄肉部を取り囲むように周辺の充填が先に進み,薄肉エリアで合流し,ウェルドが発生する。穴や薄肉をなくすか極力小さく少なくする,ゲート位置の変更や充填速度を遅延させる形状をつくり,ウェルドを問題ない位置へ移動させる,末端部に捨て形状を設けるなどの対策がある。

シソーラス用語： *設計 ,  最適設計 ,  *製品設計 ,  デザイナ ,  プラスチック ,  部品 ,  ウェルドマーク ,  金型 ,  部分 ,  *堰 ,  形状効果 ,  厚み ,  付着強さ ,  塑性流 ,  流体流
準シソーラス用語： *ゲート【金型】 ,  プラスチック部品 ,  金型設計 ,  混合流 ,  成形不良 ,  肉厚 ,  *部品設計

分類 (2件)： 欠陥  (YH02040Z) ,  成形工程とその装置一般  (YH04030C)

タイトルに関連する用語 (6件)： 金型設計 ,  製品設計 ,  基礎 ,  プラスチック ,  部品設計 ,  留意