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J-GLOBAL ID：201002278593325564   整理番号：10A0718434

Pd-Zn合金表面上でのメタノール脱水素反応の密度汎関数法による研究

Density Functional Investigations of Methanol Dehydrogenation on Pd-Zn Surface Alloy

著者 (3件)： HUANG Yucheng (Nanjing Univ., Nanjing, CHN) ,  HUANG Yucheng (Anhui Normal Univ., Wuhu, CHN) ,  CHEN Zhao-Xu (Nanjing Univ., Nanjing, CHN)
資料名： Langmuir  (Langmuir)
巻： 26  号： 13  ページ： 10796-10802  発行年： 2010年07月06日 
JST資料番号： A0231B  ISSN： 0743-7463  CODEN： LANGD5  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Pd(111)表面及びそれを2層のPd-Zn合金(Pd/Zn=1/1)フィルムで覆った表面でのメタノール脱水素反応について密度関数法を用いて理論的に調べた。最上層と第二層のPd/Zn比率を変化させ,メタノール及びその脱水素中間体,CH₃O,CH₂,CHOの吸着構造とその構造パラメータを計算し,それに基づき以下の結果を得た。1.表面との相互作用エネルギーは最上層のZn比率を増やすと酸素原子を介して吸着するCH₃Oなどでは増加し,C-Pd相互作用により結合する分子種では減少した。2.最上層のZnの比率が増加すると,CH₃OHのO-H開裂反応およびCHOのC-H開裂反応の活性化エネルギーは減少し,一方CH₃OとCH₂Oの脱水素反応の活性化エネルギーは増加した。3.実験的に観測される360Kでの遊離ピークはCH₂Oに起因するものではなく,CH₂OはCHOに分解される前に未定成分と結合していると推測した。

シソーラス用語： *パラジウム合金 ,  *脱水素反応 ,  密度汎関数法 ,  薄膜 ,  構造パラメータ ,  活性化エネルギー ,  バナジウム触媒 ,  二元触媒 ,  開裂反応 ,  反応中間体 ,  亜鉛含有合金 ,  脂肪族アルコール

分類 (3件)： 付加反応,脱離反応  (CF02030M) ,  界面化学一般  (CB12010J) ,  不均一系触媒反応  (CB06100E)

物質索引 (1件)： メタノール

タイトルに関連する用語 (4件)： メタノール ,  脱水素反応 ,  密度汎関数法 ,  研究