文献

J-GLOBAL ID：201002278762976685   整理番号：10A1018591

水処理システムの省エネ改善 エネルギー使用量のモデル解析と重点対策

著者 (1件)： 知福博行 (神鋼環境ソリューション)
資料名： クリーンテクノロジー  (Clean Technology)
巻： 20  号： 10  ページ： 59-65  発行年： 2010年10月10日 
JST資料番号： L1138A  ISSN： 0917-1819  CODEN： KTEKER  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 10000m³/d以上の純水を使用する半導体・FPD製造工場の水処理システムの電力使用量を解析し,使用量の大きい3設備について省エネ改善策を提案すると共に,その予想効果を示した。先ず,純水の供給量を10000m³/dと仮定し,供給純水と同量の排水が出てくるが,半分を回収し,半分を放流するとして水処理システムをモデル化した。全使用電力は48400kWhであるが,一次純水設備,排水回収設備,排水処理設備の3つが全体の76%を占めている。一次純水設備の省エネ改善では,逆浸透膜の選択,インバータの使用および加温熱量削減が主となる。排水回収設備の省エネ改善では,低圧UVランプ方式の紫外線酸化の採用で電力使用量を43%削減する。排水処理設備の省エネ改善では,微細気泡型散気装置と嫌気性処理を組合せて電力使用量を6100から2000kWhに低減する。

シソーラス用語： *水処理施設 ,  *省エネルギー ,  改良 ,  エネルギー消費 ,  解析 ,  対策 ,  電力 ,  純水 ,  排水 ,  モデリング ,  回収装置 ,  半透膜 ,  インバータ駆動 ,  酸化 ,  紫外線照射 ,  エアレーション装置 ,  嫌気性処理 ,  逆浸透膜
準シソーラス用語： エネルギー使用量 ,  モデル解析 ,  使用量 ,  紫外線酸化 ,  重点対策 ,  水処理プラント ,  排水回収設備

分類 (2件)： 用水の物理的処理  (SC02030T) ,  エネルギー消費・省エネルギー  (LD01000B)

タイトルに関連する用語 (5件)： 水処理システム ,  省エネ ,  エネルギー使用量 ,  モデル解析 ,  対策