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J-GLOBAL ID：201002278858506167   整理番号：10A1154721

ガラスの結晶化を研究するための新規方法

A novel method to study crystallization of glasses

著者 (4件)： MALEK Jiri (Dep. of Physical Chemistry, Fac. of Chemical Technol., Univ. of Pardubice, Studentska 95, Pardubice 532 10, CZE) ,  ZMRHALOVA Zuzana (Dep. of Physical Chemistry, Fac. of Chemical Technol., Univ. of Pardubice, Studentska 95, Pardubice 532 10, CZE) ,  BARTAK Jaroslav (Dep. of Physical Chemistry, Fac. of Chemical Technol., Univ. of Pardubice, Studentska 95, Pardubice 532 10, CZE) ,  HONCOVA Pavla (Dep. of Inorganic Technol., Fac. of Chemical Technol., Univ. of Pardubice, Studentska 95, Pardubice 532 10, CZE)
資料名： Thermochimica Acta  (Thermochimica Acta)
巻： 511  号： 1-2  ページ： 67-73  発行年： 2010年11月20日 
JST資料番号： E0350C  ISSN： 0040-6031  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 非-結晶質材料中での結晶化挙動を研究するための新規方法を開発した。この方法は,巨視的な結晶成長によるガラス転移を超えた粘性流による試料変形の減速に基づくものである。このプロセスは,熱機械分析(TMA)によって検出された。試料長,印加力および加熱速度の影響を調べた。新規に開発された方法を用いて,(GeS₂)_0.3(Sb₂S₃)_0.7ガラスの結晶化を研究した。典型的なTMA測定が,光学顕微鏡法を用いて以前に報告された結晶成長動力学へ合理的に良く対応することがわかった。加熱速度での外挿TMA開始温度のシフトから得られた活性化エネルギー(E=286±8kJmol^-1)は,光学顕微鏡法測定からの(GeS₂)_0.3(Sb₂S₃)_0.7ガラス中でのSb₂S₃結晶成長の活性化エネルギー(E_G=288±7kJmol^-1)と非常に類似していた。TMA曲線は比較実験条件で得られた非-等温DSC曲線とは合わなかった。TMA測定は,DSCによって測定される熱効果と関係しない結晶成長の初期段階を反映しているように思われた。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *ガラス ,  *結晶化 ,  結晶成長 ,  ガラス転移 ,  熱機械分析 ,  光学顕微鏡法 ,  活性化エネルギー ,  粘性流 ,  粘度 ,  走査電子顕微鏡 ,  X線回折 ,  アンチモン化合物 ,  硫化物 ,  ゲルマニウム化合物
準シソーラス用語： 硫化アンチモン ,  硫化ゲルマニウム

分類 (2件)： ガラスの性質・分析・試験  (YC02030Z) ,  その他の無機化合物の結晶成長  (BK13060T)

タイトルに関連する用語 (3件)： ガラス ,  結晶化 ,  研究