文献
J-GLOBAL ID:201002278863886881   整理番号:10A0238504

細胞内A-to-Iエディティングレベルを迅速,定量検出する哺乳類レポーター系

A mammalian reporter system for fast and quantitative detection of intracellular A-to-I RNA editing levels
著者 (4件):
資料名:
巻: 399  号:ページ: 230-236  発行年: 2010年04月15日 
JST資料番号: H0177B  ISSN: 0003-2697  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
限られた遺伝子セットから蛋白質多様性を生み出す重要な分子機構がA-to-Iエディティングである。RNAエディティングはプレmRNAの単アデノシンをイノシンに変換する。この単塩基変換は,多種多様な結果をもたらすことができる。エディティングはコドン変化を導くことができ,その結果,蛋白質機能を変更する。さらに,エディティングは,スプライス部位を変えることができ,miRNAビオゲネシスと標的認識に影響を与える。哺乳類のエディティングに関与する2つの酵素は,RNAに作用するアデノシンデアミナーゼ(ADAR)1と2である。しかし,これら酵素活性のin vivo調節機構は現在ほとんど分かっていない。エディティング活性がADR発現と必ずしも相関するとは限らず,活性を調節する転写後または翻訳後機構を示唆した。哺乳類細胞のエディティング調節機構を調べるために,エディティングレベルを検出する簡単な定量レポーター系を開発した。読み出しにルシフェラーゼ活性を用いて,細胞状況の各種エディティングレベルを簡単に検出することができた。さらに,ADAR2量の増加はルシフェラーゼ活性レベルの増加と相関した。したがって,このレポーター系は,in vivoのA-to-Iエディティング調節機構を最終的に解明するために,細胞内エディティングの強モジュレーターに関するcDNAライブラリーまたは小分子を効率的にスクリーニングする場面を設定する。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
遺伝子発現 
物質索引 (1件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです
タイトルに関連する用語 (3件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る