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J-GLOBAL ID:201002278888337963   整理番号:10A1018274

セリン/トレオニン蛋白質ホスファターゼ2Aと蛋白質チロシンホスファターゼ1Bの間のクロストークはSrc活性化およびインテグリンαIIbβ3のフィブリノーゲンへの接着を調節する

Cross-talk between Serine/Threonine Protein Phosphatase 2A and Protein Tyrosine Phosphatase 1B Regulates Src Activation and Adhesion of Integrin αIIbβ3 to Fibrinogen
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資料名:
巻: 285  号: 38  ページ: 29059-29068  発行年: 2010年09月17日 
JST資料番号: E0038A  ISSN: 0021-9258  CODEN: JBCHA3  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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インテグリンαIIbβ3を過剰発現したHEK293細胞(293αIIbβ3)を用いて,蛋白質ホスファターゼ2Aの触媒サブユニットのαアイソフォーム(PP2Acα)結合蛋白質の探索を行った。プルダウン解析および免疫沈降法による解析から,SrcキナーゼがPP2Acαと結合することが分かった。PP2AcαのRNAi法によるノックダウンは,SrcのTyr-529の脱リン酸化およびTyr-418のリン酸化を誘導し,Srcのキナーゼ活性を増加させた。PP2Acαの過剰発現は,基底Src活性を減少させた。ヒト血小板におけるPP2Ac阻害剤処理あるいはマウス初代巨核球におけるノックダウンは,いずれもSrc活性を増加させた。293αIIbβ3におけるPP2Acαのノックダウンは,蛋白質チロシンホスファターゼ1B(PTP-1B)のSer-50リン酸化を増加させた。また,PTP-1BのノックダウンはSrc活性を減少させた。Src活性の阻害は細胞外シグナル制御キナーゼ(ERK)1/2のPP2Acαノックダウンに誘導された増強を抑制し,それらの細胞のフィブリノーゲン接着性を増加させた。PP2ACαはPTP-1Bを介してSrc活性およびフィブリノーゲンへの接着を調節していると結論付けた。
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分類 (2件):
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線維素溶解・血液凝固  ,  細胞生理一般 
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