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J-GLOBAL ID：201002278889352508   整理番号：10A1536808

自己効力感の時間変動と利用者の語りに着目した支援技術導入効果の評価

著者 (2件)： 竹内晃一 (東大 先端科学技術研究セ) ,  中邑賢龍 (東大 先端科学技術研究セ)
資料名： ヒューマンインタフェース学会論文誌  (Transactions of Human Interface Society)
巻： 12  号： 4  ページ： 371-380  発行年： 2010年11月25日 
JST資料番号： L3614A  ISSN： 1344-7262  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 支援技術は障害者のある利用者の生活や人生にかかわり一般的に長期にわたり使用される技術である。この支援技術の評価には短期的に作業効率などで評価は到底できない。本報では,支援技術導入と教育・研修や就職・転職や役割の変化という周辺要因との複合的な相互作用に着目して,時間的広がりを持つ継続的支援技術の利用の中で評価を行なうことを提案する。支援技術導入がどのように自己効力感の変化に影響するか,時間的変動のデータ収集を利用者の語りから導出する方法を提案し,この手法の有効性を評価した。

シソーラス用語： 情動 ,  経時変化 ,  データ収集 ,  *ユーザインタフェイス ,  *コミュニケーション ,  障害者
準シソーラス用語： *語り ,  時間的変動 ,  自己効力 ,  自己効力感 ,  利用者インタフェイス

分類 (1件)： 人間機械系  (IB03000G)

引用文献 (8件)：

• 竹内晃一. 支援技術が主観および客観パフォーマンスに与える影響の評価-視覚と手指動作への制約シミュレーションによる検証. ヒューマンインタフェース学会論文誌. 2009, 11, 4, 381-389
• HIRABAYASHI, R. Two Drops of Self-efficacy of of Wheelchair users : Is the Manual Wheel Chair Necessary for Muscular Dystrophy Patients?. Challenges for Assistive Technology, 2007. 2007, 671-675
• IWABUCHI, M. A lifetime AT Outcome Measurement Scale : the Impact of a Computer for People with Muscular Dystrophy. Challenges for Assistive Technology, 2007. 2007, 676-680
• 熊倉伸宏. 障害ある人の語り インタビューによる「生きること」の研究. 2005
• 安藤昌也. 長期的ユーザビリティの動的変化-利用状況の変化とその影響. 総研大文化科学研究. 2007, 28-45

タイトルに関連する用語 (7件)： 自己効力感 ,  時間変動 ,  語り ,  着目 ,  支援技術 ,  導入効果 ,  評価