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J-GLOBAL ID：201002278899945361   整理番号：10A1531858

リン酸ガラス中のYb³⁺-²F_5/2準位の非放射減衰におよぼす水の影響

Influence of water on non-radiative decay of Yb³⁺-²F_5/2 level in phosphate glass

著者 (3件)： OHKAWA Hiroyuki (Res. Center, Asahi Glass Co., Ltd., 1150 Hazawa-cho, Kanagawa-ku, Yokohama-City, Kanagawa 221-8755, JPN) ,  HAYASHI Hideaki (Res. Center, Asahi Glass Co., Ltd., 1150 Hazawa-cho, Kanagawa-ku, Yokohama-City, Kanagawa 221-8755, JPN) ,  KONDO Yuki (Res. Center, Asahi Glass Co., Ltd., 1150 Hazawa-cho, Kanagawa-ku, Yokohama-City, Kanagawa 221-8755, JPN)
資料名： Optical Materials  (Optical Materials)
巻： 33  号： 2  ページ： 128-130  発行年： 2010年12月 
JST資料番号： W0468A  ISSN： 0925-3467  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 水酸基含有度が極めて低いガラス組成60PO_5/2-15AlO_3/2-5BO_3/2-15KO_1/2-5NbO_5/2-xYbO_3/2(x=0.1,0.2,0.5,1,2,5)における減衰率と水酸基濃度を測定した。水酸基濃度は2.4×10¹⁹イオン/cm³~2.9×10²⁰イオン/cm³であった。全減衰率および水酸基濃度とYb³⁺イオン濃度の積の間に線形関係が得られた。従って,水酸基凍結の確率の相互作用定数を8.0×10^-52m⁶/sと見積もった。リン酸ガラスにおけるYb³⁺の相互作用定数を比べた。これらは異なっているが,オーダ以上の変化はなかった。既知の水酸基量の値から量子効率を評価できる。x=2のガラスでは,水酸基濃度が2.4×10¹⁹イオン/cm³以下であれば,水酸基凍結の確率は無視できる。全減衰率は自然放出減衰率と一致している。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *リン酸塩ガラス ,  酸化ニオブ ,  酸化カリウム ,  酸化イッテルビウム ,  酸化ホウ素 ,  酸化アルミニウム ,  比率 ,  濃度測定 ,  *光透過 ,  光吸収 ,  *減衰 ,  量子効率 ,  *水 ,  *ヒドロキシ基
準シソーラス用語： *ヒドロキシル基 ,  減衰率 ,  非放射減衰

分類 (1件)： 光物性一般  (BM08010A)

タイトルに関連する用語 (3件)： リン酸ガラス ,  放射減衰 ,  水