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J-GLOBAL ID:201002279001278662   整理番号:10A0248803

ドーパミンの非侵襲的画像化のための磁気共鳴画像化法造影剤の進化工学

Directed evolution of a magnetic resonance imaging contrast agent for noninvasive imaging of dopamine
著者 (11件):
資料名:
巻: 28  号:ページ: 264-270  発行年: 2010年03月 
JST資料番号: H0870A  ISSN: 1087-0156  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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in vivoの神経シグナル伝達過程を高い時間空間分解能で画像化する分子プローブの開発は,依然として困難な課題である。今回我々は,進化工学を応用し,神経伝達物質ドーパミンに感受性をもつ磁気共鳴画像化法(MRI)造影剤を作製した。このセンサーの由来は,細菌のシトクロムP450-BM3のヘムドメイン(BM3h)である。BM3hの常磁性ヘム鉄に近い部位にリガンドが結合すると,MRIシグナル増強が低下して吸光度が変化する。我々は,吸光度に基づくスクリーニングにより,BM3hの特異性を本来のリガンドから離れてドーパミンに向かうように進化させ,ドーパミンに対する解離定数3.3~8.9μMのセンサーを作製した。その分子を用いると,脱分極で誘発されたPC12細胞からの神経伝達物質放出,および生動物の脳内の神経伝達物質放出が画像化された。今回の結果は,神経活動に依存するセンサーによる分子レベルの機能的MRIの実用性を示しており,我々のタンパク質工学的方法は,一般化してほかの標的のプローブを作製することもできる。Copyright Nature Publishing Group 2010
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分類 (4件):
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診断用薬の基礎研究  ,  神経の基礎医学  ,  遺伝子操作  ,  有機化合物のNMR 
物質索引 (1件):
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