文献
J-GLOBAL ID:201002279019948746   整理番号:10A0887564

中間長の伸長ポリグルタミンであるアタキシン2はALSのリスク上昇と関連する

Ataxin-2 intermediate-length polyglutamine expansions are associated with increased risk for ALS
著者 (23件):
資料名:
巻: 466  号: 7310  ページ: 1069-1075  発行年: 2010年08月26日 
JST資料番号: D0193B  ISSN: 0028-0836  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
極めて深刻なヒト神経変性疾患である筋萎縮性側索硬化症(ALS)の病因についてはほとんど解明されていないが,その発病には,タンパク質TDP-43が重要な役割を果たすことが示唆されてきた。今回我々は,脊髄小脳失調症2型の変異型ポリグルタミン(polyQ)タンパク質であるアタキシン2(ATXN2)が,動物および細胞のモデルではTDP-43の毒性に対する強力な修飾因子であることを示す。ATXN2およびTDP-43はRNA依存的に複合体を形成する。ALS患者の脊髄神経では,ATXN2は異常な局在化を示し,同様に,TDP-43は脊髄小脳失調症2型で局在化異常を示す。ALSに対するATXN2の関与について検討するために,ALS患者915人を対象に,ATXN2遺伝子のポリQリピート長について解析したところ,ATXN2における中程度の長さの伸長ポリQ(27~33個のグルタミン)とALSとの間に有意な関連が認められることがわかった。今回の結果は,ATXN2が比較的一般的なALS感受性遺伝子であることを立証している。さらにこれらの知見は,TDP-43とATXN2との相互作用が,ALSなどのTDP-43タンパク質症の治療介入で有望な標的となる可能性を示している。Copyright Nature Publishing Group 2010
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
遺伝的変異  ,  神経系の疾患 
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る